沖縄市知花の馬場都市緑地公園で、「オオシマゼミ」を探しました。「ケーン、ケーン…」という独特の鳴き声ですぐ分かります。散歩コースを歩いていると、高さ2メートルほどの所に留まっているのを見つけました。いつもは、高い場所にいて、撮影に苦労するので、とても興奮しました。
準備中に逃げられたらどうしようと思いながら、気がはやります。急いでカメラを固定し、撮影を始めました。静止画を撮り、動画に切り替えました。10分ほど撮影した後で、手を伸ばすと、簡単に捕まえることができました。手のひらにのせ、しばらく観察した後、逃がしました。今日は、「すばらしい宝物を手に入れた」気分です。
「オオシマゼミ」はツクツクボウシの仲間で、「沖縄島の秋を告げるセミで、沖縄島北部の山地では暑さが少し和らぎ始めた10月頃には「ケーン、ケーン…」という独特のかん高い鳴き声が山々に響き渡ります。一日中断続的に鳴いており、夕方には合唱することもあります。…沖縄島では、南部地域には分布しておらず、沖縄市以北の山地に見られます。最盛期は9月~10月にかけてですが、6月~7月頃から少数の個体が出現します。クロイワツクツクに似ていますが、オスは体の青緑色のしま模様がより鮮やかで、腹弁も大きく先のほうが外側に開くのが特徴です。」(「生態写真と鳴き声で知る、沖縄のセミ、全19種」、佐々木健志他著、新星出版)
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