南相馬に住んでいるおじいさん・おばあさんご夫婦の震災後の生活をテレビで拝見
本当に切なくやるせないきもちでいっぱいになりました。たぶん見ていた皆さんもそう思ったのでは。
仮設住宅に入っている中おばあさんが、せまい住居で足場が悪く転んで骨折。
病院入院中朝・昼夕方一日3回おばあさん(奥さん)の食事の介助のためその都度軽トラックで病院に面会。おばあさんを励まし続けた。
奥さんのことを大事に思う気持ちがひしひしと伝わって退院した後狭い仮設ではまた転んではいけないと家を建てることに決めた。
奥さんのために長い廊下(リハビリ訓練)のある自宅を新築することに。
長男さんは若いときに交通事故死。次男さんは今回の津波のために亡くなられてご夫婦だけになってしまった。
おばあさんは、生きる気力も失せたけれど、おじいさんの励ましでもう少し頑張ろうかという矢先に。
新しい家がまだ建たないうちにおばあさんが亡くなってしまった。
一日3回お見舞いにいったけれど、様態が急変して亡くなって、おばあさんの遺影を新築の家に飾って、生きていた時のように語りかけていました。
本当におばあさん思いのおじいさんです。テレビの時間帯が遅い時間でしたが、途中スイッチを消すことが出来なかったです。
まもなく震災後4年です。