SH快特みやっち

旅する鉄ちゃんが気が向いた時に作品を上げるページ。

みやっちの機材

2009-04-15 00:57:00 | 写真関係
ということで、引き続いてみやっちの機材紹介です。


まずは隠居したペンタックスZ-10&FA28-80F3.5-4.7コンビ。
こいつは中2の頃に買ってもらった最初の一眼です。
Z-10は、中古でZ-1を導入するまで長らくお世話になった相棒です。
実のところ、このコンビは一生手放したくないカメラです。
初めて手にした自分の一眼と言うこともありますが、今となってはありえないぐらい見劣りするスペックが気に入っているのが一番の理由です。
Z-10のスペックはちょっと驚くと思いますよ。
製造初年は'91年(平成3年)、当時このレンズキットで¥82,000でした。
肝心のスペックは
シャッター速度:~1/2000
ストロボ同調:1/100
視野率:91%
ここまではまだ普通ですわ、ここからがすごいですよ。
感度は変えられない、ということは、増減感が出来ない。
絞りはレンズで制御、ボディではシャッター速度のみ制御。
絞り環をA位置にすると、プログラムモードになります。
AFコンテニュアスなんてもちろんありませんよ、でもね、AFシングルでフォーカスロックしたまま被写体を追うと、ちゃんとピンを追って行くって言うコンテニュアスのある今じゃ考えられん機能ですな。
そして最大のビックリいきます、・・・、なんと!モードラなし!
秒間何コマってなんですか?っていう世界ですよ。
こいつの前の機種に当たるSFシリーズでも秒間1コマの連続シャッターは切れたのに、こいつは1コマ1コマ切りなさい!って言うんですなぁ。
当時はドラがないことが非常に不満でZ-1への憧れがすごく強かったんですけどね、いざZ-1を手にしたらドラのないZ-10のありがたさって言うのがなんか身にしみちゃって、だから一生手放したくないカメラになったんですよ。いつでも初心を思い出せるようにね。
Z-10はFA28-80と一緒にいてこそZ-10なので、ず~っとこのコンビのまま大切に保管していきます。
なにせもう修理が出来ませんからね。だから両方とも最後にオーバーホールしてから隠居しました。


それじゃ現役機材に行くので、続きを読むからどうぞ!



まずは憧れだったペンタックスZ-1の2台です。
シルバーはトップカメラの中古コーナーでたまたま見付けたZシリーズ3周年記念限定モデルです。
買うかどうか1週間以上迷った挙句買ったやつです。
ブラックはそのあとでマップカメラで買ったやつですが、今は今後修理打切りになった時のための部品取り用に保留機になりました。
スペック的にはニコンのFやキヤノンのEOSに比べたら全然劣りますが、操作系はそれらよりはるかに使いやすいボディです。
デジタルになった今でもK10D・K20Dにも受継がれているハイパー操作系、EOSもTV・AVはダイヤルで操作しますが、EOSとはダイヤルの位置が違うのでとても操作しやすいのがペンタックス独特のこの機能だと思います。
秒3コマはちょっと物足りない気がしますが、最近はほとんど連写しないのであまり関係ないですね。
ストロボ同調はペンタックス最高の1/250です。
タテ位置グリップがないのが残念ですが、ペンタックス史上最高のボディです。
これからも富士フィルムがフィルムを作り続ける限り、こいつの出番はなくならないと思います。


ペンタックスFA28-200F3.8-5.6 AL
このレンズは、FAレンズ最初にして最期の高倍率ズームです。
購入当時¥36,800だったと思います。
28-80の調子が悪くなり、当時使ってた望遠はMFレンズだったので、思いきって発売直後に買ったやつです。
当時は初のIFレンズの導入でちょっと嬉しかったですね。
その後Z-1を買うまでのしばらくの間はZ-10とコンビを組んでいましたが、Z-1導入後は基本こいつとのコンビが続きました。
最近は絞り環にガタが来てるので、そろそろ隠居してもらおうかと思ってますが、貴重なレンズなので売るつもりはないです。


シグマ28-300F3.5-6.3 DG MACRO
これはシグマ2本目のレンズで、1本目は70-300の後がまでやって来ました。
1本目の70-300はマクロ撮影も出来る300ミリで使い勝手が良く、描写力もそれなりに良かったのですが、IFじゃなく前玉回転なので流しをするには不向きだったので、IFで高倍率のこいつを導入したわけです。
ただ、銀塩では300のF6.7はちょっとどころじゃなくきついですわ。
導入したはいいけどあんまり使い勝手の良いレンズとは言い難いやつですね。
今後導入予定のシグマ100-300F4導入後は、おそらくドナドナになると思われます。


ペンタックスK200D
で、こいつは去年9月に某氏の某著書の某取材を機にようやく導入することになった初デジ機です。あまりにも突発だったので、K20DじゃなくてK200Dなんですけどね、今となっちゃぁどっちでもいいんじゃねぇかぁ?って感じです。
今まで導入しようとは考えていましたけどね、3月になると毎年のように廃止ラッシュだったのでず~っと先送りだったのですよ。デジカメの進歩もとりあえずひと段落してるので、ちょうど良いタイミングだったんじゃないかなと思ってます。
でもねやっぱりデジはお散歩程度ですねぇ、未だにZ-1メインだもん。
デジを使い出して改めて感じましたけどね、やっぱりデジで銀塩の奥行きのあるマリアナ海溝みたいな深~い色合いを出すのは今の技術では1000%不可能ですね。
世紀の天才でも現れれば別だと思いますけどね、デジタルの世界で0.5が表現できるようにならなければやっぱり無理だと思います。
ただ、そんなデジタルでも一つ好きなところがあります。
それは、デジタル特有のノイズです。
銀塩の粒子とは違い、夜や暗さを表現するにはもってこいだと思っています。
アホみたいにノイジーなのはダメですけどね、わざとある程度のノイズを出すのは一つの表現方法としてありだと思います。
あとは、WBによって表現の幅が広がったのはあります。
なので、一概にデジタルが劣っているとは言いませんが、いつか奥行きのある色合いが出るようになることを願います。


ペンタックスDA18-55F3.5-5.6ALⅡ
こいつはK200Dのレンズキットのやつで、35㎜換算28-85程度のレンズです。
Z-10のときの28-80と同等のレンズなので、最近当時をよく思い出します。
コンパクトなのでお散歩にはもってこいですが、近々DA17-70F4SDMを導入予定なので、こいつもいつかはドナドナになると思います。
でも使い勝手は良いやつです。


シグマ70-200F2.8EX DG HSM
言わずとも今回めでたく導入された、新入りながら一番堂々とされてる方です。
今月中は試運転で、デビュー戦は5/18からの盛岡討ち入りになると思います。
ボディじゃないのでファーストカットはバカさぎじゃなくてもOKです。


ケータイ
実のところ一眼で撮るよりこいつで撮る方が気合い入ってます。
ケータイとバカにするなかれ、実に良い画が撮れます。
実はこっちがメインだったりして(笑)


さてさて、なかなか統一感のない機材でみやっちらしいというかなんと言うか。
結局は機材じゃなくて、撮る側の心一つでどんな機材を使おうが良い画が頂けるんですよね。
ま、大口径レンズを導入した今となってはもうそんなこと言える立場じゃないですね。