SH快特みやっち

旅する鉄ちゃんが気が向いた時に作品を上げるページ。

今回の旅について

2011-04-19 16:23:00 | ノンジャンル
どうもどうも、旅から帰ってきたみやっちさんですよ。

まあ、みなさんほとんどお察しかとは思いますけどね、4日間被災地に行っておりました、えぇ。
とは言うものの、7日の余震で再びJRが被害を受けたので、予定は大幅に縮小せざるを得なかったのは残念でしたが。

さてさて、そんな中今回撮り歩いた場所は、常磐線新地駅周辺、三鉄田老駅周辺、山田線宮古駅周辺、そして、最大の目的地でもあった陸前高田市です。
本当は石巻も女川も、志津川や気仙沼、大船渡や釜石等々、挙げたら切りがないですが、去年リアスシーライナーが走ったあの沿線を撮り歩きたかったです。
でも、悔しいかな今回は時間が無さすぎました。
実際1つの街で1日では撮りきれないぐらい「日常」が散乱していたので、半日ずつで何ヵ所かをはしごしようと思っていた自分が愚かでなりません。
いつもいつも、苦行だバカヤロー!(バキッ!)と言っているのが申し訳ないぐらい今回は苦行でした。
かといって、苦痛だったわけではないです。

今回はですね、最初は被災地の人達にお話でも聞きながら撮らせてもらおうかとも思っていましたが、いざ現地へ行ったらそんなことができるような気分にはなりませんでした。
なので今回は人ではなく、あの瞬間までそこにあった「日常」を感じさせるものを撮ることにしました。

そして、今回の旅では「頑張って!」という日本語の意味が分からなくなりました。
被災地の人々が力を合わせて「頑張ろう東北!」って言うのは当然のこと。
被災地が頑張るんだから周りの人達がそれに呼応して、みんなで頑張ろうって言う「頑張ろう!」は分かるんだけど、「頑張って!」て声をかけれる人の気が分からん。
被災者にしたら、何もかもなくしたんだで言われんでも頑張らんば生きていかれんのだで頑張るのは当たり前だって言うのがほんとのとこだと思うのね。
でも、周りの人は「頑張って!」って言葉しか出てこんのが正直なところだと思うし、そういう自分もそうです。
それでも、自分は簡単に「頑張って!」とは言えませんでした。

ほんとに今回の旅はいろいろと考えさせられる旅になりました。

さあ、本編書いてもなんも伝わらんべ。
そいでも書くかぁ?
テレビ並にほんとなんも伝わらんよ、そいでも見たいとおっしゃるあなた、あなたのために書きましょう。
なんでやの。

まあまあ、そう言わずみなさんのために書きますよ。

ではね、本編までちょっとお待ちを。
撮りすぎたから選んで処理するのに時間かかるからね。