SH快特みやっち

旅する鉄ちゃんが気が向いた時に作品を上げるページ。

逢魔時

2012-08-14 01:15:00 | 夜鉄
こっちに書くのどんだけぶりだよ。

さてさて、今年も開催されたGTY写真展2012。
なんかいまいちパッとしんうちに終わった感じ。

コダックさんでの開催は今年で終わり。
来年はまず場所探しからです。

さ、そんなわけでね、今年もみやっちの作品の解説をしますよ。

まずは今年の作品を。
'12,05/03 関西本線関~加太


ちなみにね、去年と同じ場所で同じ踏切ですよ。

逢魔時(おうまがどき)とは、日が沈み暗さに紛れて魔物が出そうな時間帯のことです。
同じ様な意味で大禍時(おおまがどき)とも言いますが、こっちは禍々しい感じ。
写真で表すとしたら、空の色がもっと気持ち悪い色じゃないといかんです。
逢魔時も大禍時も、黄昏時とそう大して時間差は無いのよ。
禍々しいか、あんた誰?の違いですな。
でも、あんた誰?はいいけど、「もし?」って声を掛けてくるのはお化けですからね、気ぃ付けなはれや!
人間は「もしもし」って声を掛けるんだってよ。

今回はね、一発決定だったのよ。
これと一緒に↓の2枚を出したのね、こんな方向性で行きますよ~って。



共に'12,05/03 関西線関~加太/関西線加太

方向性を示しただけで、しかもね、あれは教授が好きそうな感じだからおまけで一緒に送っとけやみたいなね、最高です、これで決定です!って。
なんでやねん!
あんた騙されてまっせ。

でもね、ピン甘が許せんかったから、グレて5月中限定で再撮にしたのね。
ま、結局再撮はできんかったんだけどね。
いろいろ条件が厳しいのよ。

で、今回のテーマの「光と影」はね、光と影の両立が鍵だったのね。
光が影を引き立て、影が光を引き立てる。
光が主張しすぎても、影が出しゃばりすぎてもダメ。
それを考えればあれは最高です。
一緒に出した2枚は両立はしてないね。

他にもね、出してはいないけど撮るだけ撮ったやつが何枚かあるからついでに載せますかね。


'12,05/15 関西線関~加太
これはね、作品の雨ver。
感じとしてはいいんだけどね、光と影ではないね。

続きましてえ~。



上'12,05/10:下'12,05/03 共に関西線加太
加太駅はね、終車後ホームの明かりが全部消えて、改札口が真っ暗な中にぽつーんと浮かび上がるのね。
この状況で撮りたい画があるんだけどねぇ、なかなか条件が合わんのだよねぇ。


'12,05/10 関西線関~加太
作品の構図はね、これを撮るための構図だったのね。

ということは・・・。

作品はただの試し撮りwww。
おお、今年もやっちまったなぁ。

↑のやつはね、2秒のf5.6なんですよ。
2両で来るから、ケツから打って踏切の手前で閉めるには2秒でちょうどなのよ。
試し撮りだから作品も2秒のf5.6。
マジ撮りなら絶対4秒のf8だわね。
みやっち的に5.6は浅くはないけど甘い、8はベスト。
11でもいいけどちょっと深いね。


うん、やっぱり8だよねぇ。

今年もちゃんと裏があったねぇ。
おまけで出した試し撮りが作品として展示される写真展てすごいね。