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レスラー

2009-06-26 11:32:10 | 活弁見聞録
つれ:「図らずも三沢選手の不慮の訃報に触れた直後だけに、多少なりともプロレスを巡る人間模様に造詣をお持ちの方なら通常の状態での鑑賞より一際レスラー稼業の哀愁が切々と迫ってきて一掬の涙を禁じ得ないのは間違いないんじゃないかぃ。
 今は昔プロボクサーとしてリングに立ったこともあるミッキー・ロークさんはすっかりプロレスラー体型になってって、かつて一世を風靡したヒーローであり人間的には多少の難はあってもレスラーとしては実直な人物という設定を見事なリアリティで演じてるところに人の世の栄枯盛衰が如実に表れて更に涙を誘われるようだょ。
 日本でプロレスがTV娯楽の王道だった時代に力道山先生を始めとして馬場選手や猪木選手のファイトに熱中してた世代とすれば、今となっては団体が細分化したりTV中継がなくなったりで誰がどういうヒーローかさっぱり分からなくなっちまったけど、文字通り身を削ってファンの期待に応えているレスラーの皆さんに改めて無上のリスペクトを表するばかりだよねぇ」
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