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インターステラー

2014-12-31 01:27:11 | 活弁見聞録

ズレ:「予め仕入れた情報からするとストーリー重視の宇宙ものとしては科学に基づく定番的な設定で割と固めの感じだったから3時間の長尺にお付き合いするのはキツイかもと一抹の懸念も抱きつつ臨んだところが、終わってみればもう3時間?と拍子抜けするくらい画面に喰い込んでまさに重力のある感動までお土産にいただいた按配でぃ。
 制作に当ってはかの名作”2001年宇宙の旅”が念頭にあったとのコメントどおり哲学的宇宙映画の系譜に連なる作品で全体的な印象としては同じ俳優さんの出世作ともなった”コンタクト”を彷彿とさせるものがあり、当時は理想を追う若者役だったのが今作では生活に追われる父親役になってる現実の時の移ろいも重力感に色を添えてるのかもなぁ。
 50億年後には太陽の寿命が尽きて地球も消滅するのが定説でそれまでに人類が新天地に脱出できるかどうかは定かならねど、温暖化の影響が深刻になったり格差や人種宗教からの争乱が増えたりてぇ現実を見るに50億年どころか50年後にも人類が自ら首を絞めて絶滅しないようにと祈るばかりだわな」

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