ズレ:「図らずもよもやのボブ・ディランさんがノーベル文学賞を受けるの受けないのてぇ騒ぎと前後しての公開となったのも手伝ってか、往時の活字文化華やかなりし頃の実話とじゃ趣を異にするとはいえ今に続くビジネスとしての文学の有り様が一層リアルに感じられるようでぃ。
邦題からすると主人公は編集者サイドのような印象で配役といい演技といいそう見ても全く違和感はないけれど原題の”Genius”となると主人公は作家サイドの方の印象に変わり、そちらもいかにもそれらしい配役や演技だから名作二本を一度に見たような一粒で二度オイシイ按配だぜ。
不勉強の至りでどちらのお名前も存じ上げなかったもののフィッツジェラルドやヘミングウェイてぇビックネームがフラットに登場してくる辺りに双方の存在の大きさが問わず語りに表れて、作家だけでなく編集者にも天才が揃ったのがアメリカ文学の最盛期を築いた所以と納得させられるわな」
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