つれ:「インタビュースタイルのドキュメンタリータッチ映画なら市民ケーンが思い浮かぶところをこの作品はタッチじゃなくドキュメンタリーそのものだから、それで3時間近い長尺てなぁいささかシンドイかもと思いきや案に反して存外あっという間にエンドロールを迎えちまったよ。
思うに登場人物はいつも観客を意識してる音楽や映画のプロフェッショナルばかりだから俳優さんでなくとも自ずとコメントが劇的な構成になってるうえにほとんどがイタリア語で語られる抑揚自体が映画音楽のように心地よく、そこに絶妙なタイミングでモリコーネ作曲映画のシーンが挟まるのが時間を短く感じさせる所以かもねぇ。
劇映画と違ってほとんど映像だけで推移する時間はなく台詞の積み重ねで展開する舞台劇のような塩梅だから字幕を追うのに忙しかったって面もありそうだけど、音楽理論やイタリア語に明るい方ならゆったりと一層奥深く楽しめる作品なんじゃないかぃ」
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