つれ:「東電経営陣の無罪には、原発事故被害者の皆さんは憤懣やるかたなしだろうねぇ」
ズレ:「お気持ちは重々お察しするものの、検察さんが一旦不起訴のにしたのを引っ繰り返すのは容易じゃねぇぜ」
つれ:「裁判に市井の感覚を反映させるってぇなら、強制起訴こそ裁判員裁判が馴染むんじゃないかぃ」
ズレ:「そうなりゃ大概は有罪になるから、沽券に関わる検察さんが頑強に反対するだろうよ」
つれ:「そういう危機感がありゃ、不起訴処分の是非から検察無謬のメンツに拘らない本質的な検討になるだろうにさ」
ズレ:「スポーツでも客観的な映像判定の導入が進んでるんだし、刑事に限らず世情を賑わす訴訟には裁判員を投入する制度があっても良さそうだわな」
つれ:「なまじ法理論に縛られてネジレ切ってるみたいな諫早訴訟なんかも、裁判員なら文殊の知恵が出るかもよ・・」