甲賀市甲南町杉谷の伝統野菜「杉谷なすび」の収穫が、最盛期を迎えている。

↑写真:中日新聞より
江戸時代から地元で栽培されていたと伝わり、ソフトボールのように丸くて大きい見た目が特徴だ。京都の賀茂なすのような大型品種で、縦の筋が入り、巾着のように見える。
直径が10cm以上、重さ400g近くまで育つと収穫を迎え、農家が1つずつ手作業で切り取る。
地元の農家でつくる「杉谷伝統野菜栽培部会」の上杉広盛さんの畑では、270株を育てる。
今季は例年より早めの7月上旬から収穫を始めた。梅雨明け以降に厳しい暑さが続いたため、弱った株も一部にあるという。
上杉さんは「肉質がしっかりしていて、煮崩れしにくい。甘辛く炒めてステーキにするのがお勧めで、カレーにも合う」と話す。
収穫は9月下旬まで続き、JAこうかの直売所や滋賀県内外の店頭に並ぶ。
JAこうか
<中日新聞より>