”スローライフ滋賀” 

甲子園にチャンステーマ響け 近江高吹奏楽部「ファイヤーボール」猛練習

 甲子園球場(兵庫県西宮市)での第103回全国高校野球選手権大会に滋賀県代表として出場する彦根市の「近江高校」では、初戦を前に応援の吹奏楽の練習に熱が入っている。


↑写真:中日新聞より

 新型コロナウイルスの影響で中止された昨年を挟み、3大会連続の出場。「近江高校吹奏楽部」も2年ぶりのアルプススタンドとなる。
 甲子園では新型コロナ対策として、演奏者を各校50人以内に制限したうえで、吹奏楽での応援が認められた。近江高では、吹奏楽部員50人とダンス部、野球部が応援する。コロナ対策で声を出せないため、演奏にダンス部の演舞と野球部員がたたくメガホンを合わせて、エールを送る。

 応援曲は洋楽で、2年前の甲子園で他校にはない独自の選曲が、会員制交流サイト(SNS)などで話題になった。中でも、走者が2塁に進んだ場面で演奏するチャンステーマのラップ曲「ファイヤーボール」が定番。本来は応援団との掛け合いが醍醐味だが、今年は太鼓をアレンジして声援に近づける。
 
 吹奏楽部顧問の樋口心教諭は「声を出せない分、生徒たちが心の中で叫んでくれるはず。例年とは違うが、吹奏楽で応援できるのはうれしい」と話す。

 練習は甲子園出場が決まった7月29日から、初戦までの短期集中。生徒たちは真剣に取り組む一方で、2年ぶりの甲子園を前に笑顔も絶えない。
「去年は応援に行きたくても行けなかった。それだけに、今年はよりうれしい」と、指揮を執る吹奏楽部3年の加村めいさん。1年生の時の甲子園を「野球部がかっこよくて感動した」と振り返り、甲子園の経験がない後輩たちにアドバイスを送る。「自分たちの気持ちがこもった演奏を届けられるように準備したい。滋賀県を代表して応援する気持ちで臨みます」と声を弾ませた。

 大会は雨で順延になっているが近江高校は大会5日目、「日大東北」(福島)と初戦を戦う。頑張れ近江高校!!!

<中日新聞より>
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