滋賀ふるさと観光大使でミュージシャンの西川貴教さんが2月27日、昨年9月に3年ぶりにライブ開催された「イナズマロックフェス2022」の収益の一部472万7119円を滋賀県に寄付した。
↑写真:中日新聞より
琵琶湖の保全を掲げたフェスは2009年に始まった。新型コロナウイルス禍で2020年はオンラインで開かれたが翌年は中止された。2022年は3年ぶりに草津市下物町の烏丸半島で開かれた。
滋賀県庁で2月27日にあった贈呈式で西川さんは「エンターテインメントだけで病気やけがは治せないが、心の支えになればと思い、フェスを続けてきた」と話した。
寄付は1回目の開催から続いており、今回分を含めた累計額は約3500万円となった。西川さんは「地域のおかげで続けられている。寄付が琵琶湖を次世代に残していく活動や取り組みの励みになればうれしい」と語った。
三日月大造知事は寄付のお礼に滋賀県産木材の端材で作られた稲妻のオブジェを贈った。
「安心安全に楽しんでもらうため、統計的に天候も良好な日程を選んだ。更に地域に愛されるイベントにしていきたい」と話した。
<中日新聞より>