交通事故を防ぐため、ドライバーに注意を呼びかける子どもをかたどった看板「飛び出し坊や」の修理が、東近江市の小学校で行われた。
「飛び出し坊や」は、子どもが道路に飛び出す様子をかたどった看板で、見通しの悪い交差点や通学路に設置することでドライバーに注意を呼びかける。
発祥の地 東近江市にある小学校では6月15日、保護者ら20人が学校に集まり、校区内にある劣化したおよそ30の「飛び出し坊や」を修理した。
参加した人たちは、汚れや傷みが激しい頭や腕などの部分を新しいものに代えたあと、ペンキで全身の色を塗り直し仕上げていった。
修理され新しくなった「飛び出し坊や」は、再び校区内の通学路などに設置されるという。
小学校のPTAで役員を務める町元彩子さんは「この地域では至る所に飛び出し坊やがあって、みんな慣れ親しんでいます。悲しい事故は未だに起きているので、看板を綺麗にすることで一つでも事故が減って欲しい」と話していた。
<記事・写真: NHK大津より>