パリパラリンピック、「陸上男子400mの視覚障害のクラス」で、初出場の「福永凌太選手」(滋賀県野洲市出身)が「銀メダル」を獲得した。
パリ2024パラリンピック出場種目 男子400m(T13) 銀メダル
男子走り幅跳び(T13) 7位
福永凌太選手は難病である錐体ジストロフィーにより、小学校4年生頃から目が見えづらくなっていく。両親に勧められ陸上競技を始め、中学高校では棒高跳びに励んだ。その後、中京大学に進学し、十種競技をメインに健常者の大会で優勝を目指し、日本のトップレベルの選手らと練習した。陸上競技人生に区切りをつけようとしたところで母からパラリンピックについて聞く。社会人1年目で初めてクラス分けを受け、視覚障がい(T13)クラスの400mなどで日本記録を持つ。
金メダルの選手との差は「0秒64」。世界との壁を改めて感じながらも、アスリートとして、戦う喜びに満ちあふれた表情でレースを終えた福永選手。世界の頂点に向け、さらなる成長を誓った。
経歴
滋賀県野洲市立中主小学校-滋賀県野洲市立中主中学校-滋賀県立彦根翔陽高等学校-中京大学-中京大学スポーツ振興部スポーツ強化・地域貢献課職員
【過去ログ】
野洲市出身・福永凌太選手に「滋賀県民スポーツ大賞栄誉賞」 世界パラ陸上、400「金」・走り幅跳び「銀」
https://blog.goo.ne.jp/ntt000012/e/57ba878562477706f0995abea7dab4ad
<記事・写真: NHKより>