梅雨明けと連日の快晴で甲賀市水口町では特産「水口かんぴょう」の天日干しが本格化している。
↑写真:中日新聞より
「水口かんぴょう」の生産は江戸時代から続き、浮世絵「東海道五十三次」の水口宿の情景にも描かれた。
天日干しは初夏の風物詩で、水口町内10軒でつくる「JAこうか水口かんぴょう部会」の中尾博次さん宅では、例年より1週間ほど早く6月下旬から始めた。
畑で収穫したユウガオを専用の機械で長さ5mほどの帯状にむき、妻たつ子さんと一緒に次々とさおに干した。1~2日間ほど天日干しすると、ふわりと軟らかく仕上がる。
中尾さんは「日が強くて乾きが早い。7月中に作業が終わりそう」と話した。
「水口かんぴょう」は9月ごろ、JAこうかの直売所などで販売する。
JAこうか
<中日新聞より>