”スローライフ滋賀” 

佐々木六角氏の実力「戦国時代の近江・京都」展(近江八幡市)

 滋賀県県立安土城考古博物館で開館30周年を記念した春季特別展「戦国時代の近江・京都―六角氏だってすごかった!!―」が6月5日まで開催されている。

春季特別展「戦国時代の近江・京都―六角氏だってすごかった!!―」
開催日時: 6月5日まで。09:00〜17:00(入館は16:30まで)。月曜日休館。
入館料: 大人900円、高大生640円、小中生420円
問い合わせ: 滋賀県県立安土城考古博物(TEL0748―46―2424)
近江八幡市安土町下豊浦6678
https://azuchi-museum.or.jp/



 六角氏は、鎌倉中期に4つに分家した佐々木家の氏族(守護大名)の1つで、現在の東近江市小脇町の後、近江八幡市の金剛寺に居を移し、戦国時代には近江八幡市安土町の観音寺城を居城とした。鎌倉時代から戦国時代にかけて近江国南部を支配し、約400年もの間、近江守護を務めた近江源氏佐々木氏の総領家として君臨した。
 特別展では、力をつけていった六角氏族が、幕府軍から2代にわたる「六角征伐」での戦況や将軍家とのつながりなど、戦国時代に繰り返した戦いでどんな戦略と戦力を保持していたのか、政治力を活かした戦いなどについて「六角高頼」、「六角定頼」、「六角義賢」の3代にスポットをあて、78点の歴史資料をもとに乱世での人脈と実力ぶりについて紹介している。

↑写真:滋賀報知新聞より(桑実寺縁起絵巻)

 中でも六角定頼が、派閥争いで京都を逃れ、桑実寺に庇護した将軍義晴の要請でつくった絵巻物「桑実寺縁起絵巻」(重要文化財)の地元での展示公開は、35年以上なかったことや、同資料館での六角氏と観音寺城に関する特別展は20年ぶりの企画となっている。

<滋賀報知新聞より>
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「滋賀TODAY」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事