滋賀県議会(定数44)は、議員に交付される「議員章(バッジ)」を従来の18金から変更し、銀に金張り加工の仕様に見直した。
↑写真:毎日新聞より
ロシアのウクライナ侵攻に伴い、金価格が高騰したため。18金製なら1個5万円程度と見込まれたが、新たなバッジは1個約6400円になり、約200万円を節減できたという。
滋賀県議会事務局によると、バッジは新たな任期が開始するたびに議員全員に交付される。入札を経て選挙の前に調達する。
現在の2019年からの任期分は1個約2万5000円だったが、今年4月からの次期任期分はその2倍が見込まれた。「6万円近くになるという見方もあった」という。このため、岩佐弘明議長がバッジ見直しを指示、各会派が了承した。
議員バッジを巡っては、京都市議会が経費節減のために22金製から金メッキ製に変更した例がある。
<毎日新聞より>