滋賀県のDXer「JA3MF水谷明夫氏」が昨年(2022年7月)亡くなった。
滋賀県のDXerと言えばJA3AA島OMとJA3MF水谷OMを思い浮かべる。
JA3AA島氏は大津市出身だったが後年大阪府羽曳野市にQSYされた。一方、JA3MF水谷氏は生涯近江八幡市でDXを続けた。
私が滋賀県でDXにアクティブだった頃、DXグループを作り情報共有をしていたこともある。当方が転勤族となり滋賀を長く離れていたが友情は消えなかった。50年以上の付き合いだった。
1970年代の中頃までは若輩ながら当方がDXCCのカントリー数を上回っていた時期もあったが滋賀を離れ、ハムをQRT(休眠)していたのでカントリーは水谷氏にはるかに追い越されてしまった。
また、水谷氏は長年JARL滋賀県支部の監査指導委員を歴任されアマチュア無線界に貢献された。
当方と一回り程歳が違ったが滋賀での友人ハムを失い寂しく思う。(合掌)
JA3MF水谷氏は熱心な自作派の一人で無線機、リニアアンプ、アンテナなど何でも自作できた。特にCQ(キュビカルクワッド)アンテナはCQ出版社から製作読本が出ていた。