40年前に滋賀県で開かれた「第1回世界湖沼会議」の開会日「8月27日」が、「世界湖沼の日」とされることが決まり、三日月知事が12月27日、当時の知事である「武村正義さん」の墓前に報告に訪れた。
12月27日(金)夕方、大津市にある武村正義元知事の墓を訪れた三日月滋賀県知事。武村正義さんは、1974年から滋賀県知事を3期務め、その後、国政に転身し、内閣官房長官や大蔵大臣を歴任。2022年、88歳で亡くなった。
武村さんは、通称「びわ湖条例」の施行などびわ湖の環境問題に尽力し、1984年には、滋賀県が提唱して、第1回世界湖沼会議が大津市で開かれた。
12月、国連で採択された「世界湖沼の日」は、この第1回世界湖沼会議が開かれた「8月27日」とすることが決まり、そのレガシーを残すことになった。
<記事・写真: びわこ放送より>