東近江市北菩提寺町の国の登録有形文化財「湖東錬成館」の表札が、バルセロナ五輪金メダリストの柔道家「古賀稔彦」さんの書で新調された。
1月7日夜、関係者にお披露目された。
1月7日夜、関係者にお披露目された。
↑写真:中日新聞より
東近江市の武道館「湖東錬成館」は1943年(昭和18年)、旧押立村出身の近江商人「松井泰次良・房治郎」兄弟の寄贈により、新築の「西押立国民学校」の講堂として建設されたもの。現在は地元のスポーツ少年団の小中学生ら20人が、柔道の練習拠点にしている。
「湖東錬成館」の表札は長さ1mほどのケヤキの板で、経年劣化で文字が読めなくなっていた。
古賀さんとは、2004年に講演会に招いた縁があり、子どもたちに夢や希望を与える表札にしようと、関係者を通じて打診された。
昨年11月、紙に「湖東錬成館」と15点もの候補を書き上げ、「頑張って」と激励の言葉も寄せてもらえた。
少年団の保護者らで表札にする1点を選び、元の板を再利用して、業者の手で新しくした。古賀さんの落款や署名も添えた。
この日は、近くの押立神社で表札をお祓いし、入口の柱に掛けた。書とともにプレゼントされた古賀さんの全身パネルも並べ、記念写真を撮った。
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<中日新聞より>