アメリカに本社がある会員制の大型スーパー「コストコ」が滋賀県内で初めて東近江市に店舗をオープンする見通しになった。これは2月21日(月)に東近江市の小椋正清市長が定例会見で明らかにした。
↑ロゴマーク(コストコHPより)
コストコは幅広い商品を販売する会員制のスーパーで、関西では、大阪や京都、兵庫にあわせて4店舗あるが、東近江市によると、滋賀県内では初めて東近江市に店舗をオープンする見通しになったということだ。
東近江市によると、出店するのは名神高速道路の八日市インターチェンジ近くのおよそ8万㎡の農地で、今後、コストコが土地の買収手続きを進め、早ければ再来年(2024年)の夏ごろにオープンする見込みだという。
車800台を収容する駐車場を整備し、毎日およそ5000人の買い物客を滋賀県内外から呼び込む想定で、東近江市によりますと、出店に伴い500人ほどの新たな雇用が生まれ、数億円規模の経済効果が見込まれるということだ。
東近江市によると、8年ほど前から地権者や地元住民と協議をしながら誘致を進め、先月末にコストコの本社が出店の方針を固めたという。
小椋市長は「長年の交渉がようやく実現したという思いです。東近江市外から多くの買い物客が訪れて、地元の店舗での消費も増えたり地元の雇用創出につながったりして町が活性化することを期待している」と話した。
(NHK大津より)
筆者が知る範囲内では滋賀県内での大型販売店舗は竜王町の「三井アウトレットパーク」と、この「コストコ」が2つ目となり東近江市への誘致は快挙である。
余談だが人口11万の東近江市にはユニクロの店舗がない。庶民としてはユニクロの店舗誘致もして欲しいものだ。