東近江市の「建部地区まちづくり協議会」は、地元の「瓦屋禅寺」(東近江市瓦屋寺町)の表参道を修復するプロジェクトを2021年11月から進めている。瓦屋禅寺の聖徳太子1400年御遠忌法要にあわせて23年10月までの2年間。

↑写真:滋賀報知新聞より
毎月1回の作業では、まち協の会員約20人(平均年齢70歳)が台風や大雨で傷んだ参道の石段修復や側溝にたまった土砂の撤去、竹や雑木の伐採、案内看板の設置などに取り組む。
体力的にきつい面もあるが、「目にみえるように美しくなってきたので、やりがいがある」と、建部地区まち協歴史文化部の松木喜代司さん。
またプロジェクトの一環として、瓦屋禅寺の参道や古墳を紹介するパンフレットを作成した。2000部発行し、建部学区全世帯に配布するほか、建部・八日市・五個荘のコミセン、観光協会などでも配布する。
建部地区まち協会長の渡辺康雄さんは、「これから紅葉の見ごろを迎えるので、ぜひ訪れて欲しい」とPRしている。
なお、紅葉の瓦屋禅寺を訪ねる「たてべ ふるさと ウォーク」が11月26日(土)に開催される。対象は小学生以上(保護者同伴)の建部地区住民。30人。
申し込み: 11月11日(金)までに建部コミセン(TEL 0748-22-0303)
<滋賀報知新聞より>