滋賀県日野町は6月28日、3月に始めた予約制の乗合自動車送迎サービス「チョイソコひの」の実証実験の経過を発表した。
5月末まで62日の運行日数で、1164便が運行。5月中の一便あたりの乗車人数は1.24人だった。


↑写真:中日新聞より
実証実験では、日野町営バスの本数が少ない南比線、中山線の運行エリアと主に町中心部との行き来のため、約160カ所に停留所を設置。
3月1日~9月末の平日08:00~17::00、無料で配車する。両路線の運行エリアには約3600人が暮らしている。
5月末までに688人が会員登録し、このうち70代以上が71%を占めた。一方、実際に利用した会員は161人にとどまり、70代以上が74%だった。
日野町の担当者は「狙い通りに高齢者層が利用し、自家用車による家族送迎に置き換わっている」と分析し、口伝えで広まっていると手応えを語った。
日野町は今後、ホームページで毎月の利用状況を発表し、10月以降の予定を検討する。
<中日新聞より>
<中日新聞より>