先週の3連休で日高の浦河にある「大黒座」で映画2本を連続で観ました。
元々はパークゴルフ+映画鑑賞の旅でしたが、到着日はとても風が強く気温も低かったのでパークを中止して、その分予定の映画を2本続けて観ました。
私は特に「東京物語」であの有名な「原節子」さんをスクリーンで観れるなんて思っていなかったので観る前から興奮がありました。
映画自体が1953年の作品で言葉使いが皆さん綺麗で感動!
そんな中、原節子さんは本当にお上品で今時の女優さんだと誰に似ているのかな~?
きっといない気がします。
そしてこの映画でビックリした事がもう一つ!
年老いた両親に対する子供の態度が今時の一部の親不孝な子供の姿と同じである事。
昔、明治を舞台にした本を読んだ時、「今時の若いもんは困ったもんだ!」的な文面があり、明治の時代でも年配者は若者をそう感じていたんだなぁ~!って驚きを今も忘れられないんですが、「東京物語」を観た時も、こんな昔(昭和28年)から、親子の立場が時間と共に変化ってあったんだなぁ~って。
私の知り合いの年上のご夫婦が「歳を取ったら二人で一人前、二人で半人前だよ」的な事を時々言います。
『助け合い励まし合う』って事になるんだよ!って意味なんだろうな~って。
この映画を観ていて、本当だな~って思いました。