大分県も梅雨が明け、夏雲がもくもくと沸いてくる午後 急に空模様が悪くなり 地面に叩きつけるような雨が降ってきました。
夕立かと思っていると 雷がひどくなるし、雨の量が半端なく、側溝がオーバーフローしてしまいました。昔はそんなことは無かったのに 最近の雨の量は想定外です。
そのうち、目の前を消防車、パトカー、救急車、レスキューカーが 音を鳴ながら 登って行きます。
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『なにかあったのでは…』と不安がよぎります。
スマホや防災無線で避難を呼び掛けますが、この大雨の中 移動する方が難しいことです。
組長さんからの問い合わせにも『川から離れた二階に寝ます』と。
娘達や姉、福岡のいとこからも心配してラインが入ります。
そして 娘から『湯平で二人の作業員が流されたらしい』という情報が入りました。
夕方や夜のニュースでも報道されますし ネットでもアップされていました。
『県によると、流された2人は、花合野川に砂防ダムを建設する県発注の工事にあたっていた元請け会社の60代男性社員と、下請け会社の40代男性社員。消防や警察が計66人態勢で捜索にあたっていたところ、約3時間後、下流の大分川で心肺停止状態の1人が発見され、死亡が確認された。身元を確認している』と。
そんなことを 見聞きした東京や福岡からも心配のラインが届きます。2020年の未曽有の大水害の時も 親子三代の4人が亡くなっています。あの時のことが思い出されます。
目の前の川の護岸工事は終了していますが 石ころだらけの川底に 上流から太い配管が流れ着いています。
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その上では 地元の消防団が坂道から流れ出した土砂を撤去した後に 川底を見ながら下っていきます。見つかっていない もう一人の作業員を探しているのだと思います。
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私達はなにもすることが出来ず ただただ祈るだけです。
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