「女性に叫ばれるのには慣れている」
マスク・オブ・ゾロ(1998)アメリカ
監督:マーティン・キャンベル
出演:
アントニオ・バンデラス(2代目ゾロ・アレハンドロ)
アンソニー・ホプキンス(初代ゾロ・ディエゴ)
キャサリン・ゼタ・ジョーンズ(娘エレナ)
スチュアート・ウィルソン(悪代官モンテロ)
マスク・オブ・ゾロの名前を聞いて、なぜかドンファン(ジョニー・デップ様)を
思い出してしまったりと、映画を見るまではイマイチ思い入れの無い名前でした。
マスク・オブ・ゾロ。「怪傑ゾロ」だったら見てなかった。
「怪傑ズバット」だったら間違えなく見てた。そんな名前。
初代ゾロが悪代官モンテロに捕まり、娘を奪われるところからストーリーは
始まります。そして同じくモンテロに復讐を誓うアレハンドロは初代ゾロと出会い
2代目ゾロとしての特訓を受けます。そして囚われの娘を取り戻し、
苦役に苦しむ民衆を救い出し、悪代官を倒してメデタシメデタシ。
…って安っ!いえ、安いのではなく王道なのです。
スタイリッシュではないんだけど、かっこいいんです。
やはりバンデラスですよ。バンデラス。色気がムンムンしています。
一つ一つの仕草がセクシーかつコミカル。
恋する男はどこかコミカル、って訳じゃなく、
美意識が違うがゆえにコミカルに見えるって事なんですかね?
好きだなぁバンデラス。
キャサリン・ゼタ・ジョーンズはこの映画で初めて認識しました。
ちょっとかわいいオテンバ娘と思っていましたが、この時既に29歳。
娘は間違いでした。本作では役どころと骨太さとセクシーさが
マッチして非常にいいカンジでした。
「エントラップメント」ではセクシーさを、「シカゴ」では
実力派な部分を全面に出し活躍中。
ちなみにハリウッドの津川雅彦の異名を取る(勝手に命名)
マイケル・ダグラスの奥様です。
というかね~、マイケル・ダグラスがデミ・ムーアにセクハラて!
話題作りにしてもありえない「ディスクロージャー」が忘れられません。逆だろ
デミ・ムーアもすっかり怖いオバサンになっちゃって…
そしてアンソニーホプキンス。演技も役どころも貫禄たっぷり。
鞭の使えるオトコは違うなぁ…。ステキです。
「ジョー・ブラックをよろしく」まだ見ていないので是非見たいです。
その前に「タイタス」見終わらないと…
当然DVD持ってます。
娯楽映画を単純に楽しめる方は買っても損は無いと思います。