子どもたちの未来に禍根を残す無法者は許さない!

2018-09-25 12:14:56 | 活動報告
9月18日。

群馬県庁にある記者クラブで、人生3度目の記者会見に臨みました。



ちなみに、人生初の記者会見は、政治の道を志すきっかけとなった『大手電機メーカー不当雇い止め事件』の当事者として臨んだものです。
この件については、過去にブログで詳しく書きましたので、よろしかったらコチラをご覧ください。

さて、本題に戻ります。

この間、有毒な建設資材「有毒非鉄スラグ」が高崎市内にバラまかれている問題について、日本共産党県議団の伊藤ゆうじ県議、日本共産党市議団の依田ひろあき市議、伊藤あつひろ市議、そして私、田村が、独自に調査を進めてきました。

発端となったのは、7月に高崎渋川線バイパスの中央分離帯から環境基準値を超える鉛やヒ素が検出された事件です。



この一件についてもブログにまとめてありますので、コチラをご覧になってください。

後に、高崎市箕郷町に拠点を置く岡田工務店が、この工事の施工業者であることが判明しています。
毒物が混入した建設資材を、果たしてどこから入手したのか...

この事件が明るみになると、広範な市民から情報が寄せられました。
早速、我々は8月の上旬から高崎市内の調査を開始します。

高崎市が管理する箕郷芝桜公園や、



近隣の市道や駐車場などを徹底的に調査。



この時期に、草木一本生えない場所に目をやると、そこにはド素人の我々でも容易に判別できる赤茶色のゴツゴツした石のようなものが転がっていました。



結果はすぐに出ました。
採取したサンプルから、環境基準値を遥かに上回る鉛やヒ素が検出されたのです。



最大で、なんと環境基準値の61倍の基準値超を検出!
このことを受けて、急きょ報道機関に呼びかけて実現したのが、今回の群馬県庁での記者会見でした。



この重大な問題は、しんぶん赤旗など新聞社5社が取り上げています。



群馬テレビもニュース番組で報道しました。
その様子はコチラ

ヒ素の毒性は言わずもがなですが、鉛は気化しやすく幼児が吸い込むと深刻な発育障害を引き起こす危険性もあります。



そんな猛毒を、子どもが集うような場所にバラまくなど言語道断!
子どもたちの未来に禍根を残す無法者は断じて許せません!!

施工業者はどこなのか、有毒な建設資材をバラまかせた企業はどこなのか、どこにどれだけ猛毒がバラまかれてきたのか、真相究明に向けて全力を尽くします。

そして、バラまいた張本人の責任で、一刻も早く猛毒を撤去させなければなりません。
もちろん、工事を発注する県や市のチェック体制も見直す必要があります。

現在開催中の高崎市議会9月定例会でもこの問題を取り上げていまして、追ってブログにアップしますので続報をお待ちください。

さて、豊洲新市場の問題もそうですが、巨悪を暴くのは何故いつも日本共産党なのか。
そんな疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。

答えは簡単。
ほかの政党は多額の企業団体献金を受け取っているので、巨悪の根源である企業に気を使わなければならず、企業を擁護するために国民本位の追及が出来ないからです。



大企業の無法な派遣切りから私を救ってくれた日本共産党だからこそ、この重大な問題に真っ向から相対することが出来るのです。

誇りに思います。