新学期に向けて

2018-12-25 20:42:45 | 活動報告
12月21日。

完成したばかりの箕輪小学校の新校舎を見学してきました。

外壁は杉板張りと漆喰調の塗り壁です。



この奥にもう一棟2階建ての校舎が建っていて、渡り廊下でつながっています。
ここまでが第一期工事。

そして第二期工事として、来年の秋からこの右側にもう一棟2階建ての校舎を建てる工事が始まります。
そこには職員室や給食室が入り、多目的トイレやバリアフリー対応のエレベーターも設置されるそうです。

市教育部から新校舎について丁寧にご説明いただいたあと、いよいよ見学です。

日当たりが良くてポカポカ暖かい教室。



少人数学級に合わせて設計しているせいか、あるいは図体ばかりデカくなってしまったせいか、とても狭く感じます。

木材は市産材をふんだんに使用。



自然豊かな倉渕から切り出した木材が、こうしてむき出しになっている箇所もあります。
木造の校舎は、心理・情緒・健康面への効果が期待できるのだとか。

木造ならではの温もりが、身も心も優しく包み込んでくれるようです。

廊下には木目が。



人の手では生み出せない味わい深さがあります。

理科室です。



来年度から各学校で理科室などの特別教室に順次エアコンが設置されていきますが、校舎の建て替えの際には今年のような災害級の猛暑を見越して、はじめから特別教室にもエアコンの設置ありきで設計されます。

室外機もご覧のとおり。



家庭科室です。



シンプルですが、狭いスペースを有効活用する工夫がなされています。

技術室です。



作業机がなくて驚きましたが、校長先生によると旧校舎で使っていたものを搬入して、再利用するのだとか。
使えるものは使う。
限られた予算の中で、重要なことだと思います。

屋内集会スペースです。



階段です。



トイレです。



女子トイレには音姫が。



トイレを我慢して健康を害してしまう子もいるそうですから、ありがたい配慮ですね。

北校舎の北側では、来年の夏からの可動を目指してプールの建設が進められています。



一通り見学が終わって解散したあと、教頭先生に案内していただいて、仮説校舎から全景を撮影しました。



手狭な仮設プレハブ校舎での学校生活も、あとわずかです。



間もなく子どもたちと歴史の第一歩を踏み出す学び舎をあとにし、車で数分の鳴沢湖へ向かいました。

ワカサギ釣りのメッカ鳴沢湖での出来事は、次回のブログで紹介させていただきます。