眼鏡生活はじまる

2019-05-12 22:40:58 | 日記
職を失って2週間が経ちました。
生活スタイルも大きく変わっています。

たとえば、出費を抑えるために、もやし、たまご、食パンなど、安価な食材に頼るようになったり、1日100円もする使い捨てコンタクトレンズの使用をやめて、眼鏡オンリーで生活するようになったり、とにかく節約を心がける日々です。

こちらが私の眼鏡。



お分かりでしょうか。
レンズの向こう側の指が、思いっきり縮小されています。



そうです。かなりの度数なんです。
軽量薄型レンズでコレですから、一昔前のレンズならば牛乳瓶の底を彷彿とさせる感じになるはず。



進化を遂げてきた眼鏡ですが、そのルーツは明らかになっていないそうですね。

730年前にイタリアで出版された本に「メガネは最近になって発明された」と書かれていたことが分かっているそうですが、学者のなかでは、「発明したのは学者ではなく、老眼になったお年寄りが水晶やガラスなどを通してモノを見たときに偶然に発見したのだろう」という意見が現在は多数派なのだとか。
いずれにせよ、世紀の大発明だったことに違いはありません。



ちなみに、娘は家で眼鏡をしている私を「親父」として認識しているようです。



昨年の父の日にプレゼントしてくれた似顔絵は、やはり眼鏡でした。

眼鏡は顔の一部。
近い将来、「眼鏡の人」と呼ばれる日が訪れるのであろうか。


親父の精一杯

2019-05-11 17:22:14 | グルメ
今日の娘のリクエストは、だし巻き卵でした。



味付けをした溶き卵をスーッと。



箸でクルクルッとやったら、再び溶き卵の出番です。



これを手早く数回繰り返して、出来上がり。



好評でした!

こちら、時間を短縮したい時の味付けの決め手。



オススメです。


ささやかな幸運の暗示

2019-05-06 18:43:42 | プロローグ
ひさしぶりに釣りで遠出する計画を立てていましたが、なんやかんやあってGW中の計画遂行は断念しました。

気晴らしに、ふらふらっと出かけた近場のダム湖でのこと。

一心不乱に魚を狙っている2人の少年と、その様子を湖畔の石に腰を下ろして眺めている若そうな女性が目に止まりました。
夕暮れ時だったので、辺りは薄暗くなり、空気もどんどん冷え込でいきます。
それなのに、ただ黙ってじーっとたたずむ女性。

しばらくして、少年の一人が魚を釣り上げました。
遠目でハッキリとは見えませんでしたが、おそらくニジマスなどのトラウト系の魚だと思います。
その様子を見守る女性に、少年の一人が声をかけました。
「かあさん、そろそろ帰らないとダメかなぁ?」

そうです。
湖畔にたたずむ若そうな女性は、なんと母親だったのです。

母親は優しい声で答えました。
「せっかく魚が釣れ始めたのだから、時間は気にしなくてもいいよ」

そして数分後、もう一人の少年も魚を釣り上げました。
少し離れたところで、魚も釣らずひたすらルアーを泳がせていた私も、思わずガッツポーズ!

少年にとって、きっと忘れられない一日になったはずです。

母親は、おそらく何時間も暇だったと思います。寒かったと思います。尻が痛かったと思います。
でも、そんなことよりも、子どもが楽しんでいる時間、熱中している時間を共有できることに「シアワセ」を感じていたのではないでしょうか。

些細な出来事かもしれませんが、母親の愛情が凝縮された瞬間に立ち会えてラッキーでした。
ダム湖へ向かう途中、牛伏城に架かる虹を偶然見かけましたが、これから訪れる幸運の暗示だったのかもしれません。



まもなく母の日ですね!

好きなこと

2019-05-02 21:19:38 | 釣り
ここ数年、封印してきた好きなこと。

筋トレも、数ヶ月前から封印しました。
週2回、公園と自宅で夜な夜な30分程度の筋トレを続けていましたが、その時間を捻出することすら出来なくなったからです。

創作料理も、1年ほど前から封印しました。
たった1時間程度の息抜きでしたが、そんなことをしている暇があるのかと、大先輩から咎められたからです。

ほかにも色々封印してきました。

そして最も長い間、私が封印してきたことは...

釣りです。

4年近く封印してきました。
少なくとも半日を要する釣りなど、息抜きの対象としてはあり得なかったからです。

少しでも多くの人に出会い、少しでも多くの人から声を聴き、その声を市政に届け、少しでも多くの人の役に立つことが、私の仕事でした。
選挙で納税者に選ばれ、血税で飯を食らう人間として、当たり前の振る舞いだったと確信しています。

話を元に戻しますが...
実は私、釣り行脚の旅で全国を1年間放浪した経験を持つほどの釣りキチなんです。



あしたの釣行に備えて釣具屋へ。



ひさかたぶりに、好きなことに向き合ってみようと思います。


無責任

2019-05-01 22:46:11 | 日記
生前お世話になった先輩のお通夜に参列しました。

2ヶ月前にご自宅にお邪魔した際、入院直前の彼に偶然お会いすることになるとは...

酸素の管を両鼻に、「もう俺は頑張らない」と、か細くも何故か力強い声でおっしゃっていた様子が鮮明に蘇ってきます。

堅実で、決して弱音を吐かない人でした。

安易な「頑張れ」という言葉に潜む無責任。

改めて痛感しつつ、虚空を目で追いながら独り献杯。