“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

17/05/28『定山渓天狗岳』

2017-05-28 | 1道央の山

5月最後の日曜日は、三週連続で定山渓白井川からのアプローチ

で「定山渓天狗岳(1,146m)」に登ってきました

 

 

下山時[10:40]の定天こと定山渓天狗岳⇒緑が若い

 

 

 そう毎週毎週晴れるなんてことはありません

今週末は、北海道の農家の皆さんには恵の雨になったのでは

ないでしょうか?

しばらく晴れの日が続いて纏まった雨の日がありませんでした

からね

昨日はけっこうな量の雨が一日中降っていて、今日も予報は

降ったり止んだり...、遠くに出かける天気ではありません。

 

このような予報の日は、単独登山の場合、だいたい朝起きて

自宅から望める四周の山の様子で、晴れ間の見える方向に走る...、

というのが慣わしになっています。

 

ということで、前夜予定していた神居尻山のある石狩、浜益

方向がグレー一色だったため、急きょ多少の晴れ間が望める

定山渓側に今週もやってきました

 

朝[6:15]の定山渓天狗岳の様子

 

頂上付近はガスが漂っています

 

ま、

織り込み済みで天狗小屋です

 

■6:30 天狗岳(余市岳)登山口 

水たまりにはまだポツポツと雨が落ちる早朝に車1台のみ

 

 

凡そ2kmの林道歩きを終えて、実質の登山道から定山渓天狗岳の

頂上までは約3kmで標高差750mを稼ぐ山ですから、

トレーニングにはうってつけの山です

 

 

 

2kmの林道歩きも無い方がコンパクトで良いけれど、川伝いに

微妙に下るこの林道の行き帰りもトレーニングのうち

 

雨の朝にはヘビも出るでよぉ~ 

 

シラネアオイはいつ見ても自身の花びらが重そうでお気の毒

 

 

うるしも若葉の頃の風物詩と言えば聞こえがイイ(けど...)

 

左岸の巻道のロープが結えてある木が抜けて、右岸を巻く(ように変わっています)

 

あまり、晴れた日に登ったことが無い定天では、

三点確保で登り下りの途中、すっかりと泥だらけになってしまう

というのが、この山のスタイルで

 

 

軍手は最低3つは持ってきた方が良い

 

雨大好き...、でんでんむしを踏んだらいけません。

 

雪渓もほぼほぼ無くなって、最後の登りにアイゼン、ストック

必要なし

 

 

距離がそう無いので、体力をそう使わずにちょっとした登攀を

楽しめる定天は、ビギナーが山好きに向かっていくかどうか

のリトマス試験紙のようなものではないのかなぁ~?

 

 

この山に登って“楽しい”と思える人は、ひとまず山の会にでも

入会することをお勧めします。

 

ヘビも居れば熊だって居ます

 

体力は回数を登ればひとりでに付いてくるものでしょうけれど、

 

定天のロープぐらいで怖いと言っていると登れる山が限られます

 

今日はときおり時雨れて気温も低いものの、

風が無いので寒くありません

 

 

頂上付近がガスの中でも週一登山の達成感は十分です

 

8:30 頂上

 

頂上で軽い食事の最中、何度か陽が差して視界が広がりそうな

雰囲気もありましたが、

その先は残念

 

■9:00 下山

 

 

下りの途中、少し急な斜面にネギ発見

しかも、この付近に“うるし”の生息が疑われない(はず)

 

 

なので、少しの量だけ採ってザックに詰め、この時期の

もう一つの山の楽しみも今年は満喫した(つもり)

 

まだ流量の多い白井川でスパッツ洗い(流されないように)

 

■10:30 登山口

 

いやぁ~

この時期の豊羽鉱山までの道脇には、沢山の山菜採り客が車を

止め、ある人は収穫物を“これでもか”と見せびらかしていま

すね

 

年間を通して、登山者が熊に襲われるケースはほとんど無い

といってもいいですが、山菜採りのケースは意外と多いこと

が秋田のニュースにもありました。

 

皆さん、

ここで一句、

「採る春や、熊も一緒に探してる」

 

十分にお気を付けくださいませ

 

  

 

 

 


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2 コメント

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トシレンジャー! (★たぐぴ〜♪)
2017-05-28 20:35:44
 
ほとんどレンジャー部隊の訓練やなかですか?
三点確保とか、泥だらけとか、ヘビとか熊とか、
ロープとか・・・

う〜〜む、やっぱしビギナーにはしんどかばい。
藻岩山のスキー場あたりからで、勘弁してつかぁさい。

ばってん、緑は美しかねぇ・・ほんなこて。
雨に打たれた葉っぱも風情があるばい・・

今週もお疲れさんでした ♪











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>トシレンジャー! (Toshi)
2017-05-29 20:11:14
★たぐぴー♪さん

勘弁します。
藻岩山はたぐぴ~♪さん親子をお待ちしております。
札幌の夜景は今や日本新三大夜景の1つになりましたから、
(函館落選は残念)
朝と昼だけでなく、夜もヘッドランプを付けてご案内します。
大九州の長崎の夜景に負けない美しい景色が、博多支部の皆さん
をお待ちしております
ハッキリ言って、大名登山です

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