10月も最後の日曜日は、定山渓から登る山「余市岳(1,488m)」の
白井右股川ルートに登ってきました
頂上到着時は比較的穏やかながら..バックの風景はガスで見えない
この日曜日は単独登山ですよ~
余市岳は、何度か登っている山ですが、最近はすべて積雪期なので
夏山登山道は久しぶりです
~
登山口にはToshiの他、1台が駐車の朝6:00~
このルートは距離が往復22kmほどもあるため人気がなく、廃道に
ならないのが不思議なぐらいです。
どちらかというと冬山から残雪期にスノーシューで登って眺める景色の
方が良いため...廃道になったらなったでしょうがないんですけれど。
~
と言いながらToshiは、なかなかこのルートが好きであります
何故好きかというのはおいおいと・・・
■6:00 登山口
林道歩きでおよそ3.3kmあります。
積雪期だと雪崩が心配な、登って左の急斜面(右岸)ばかりが気になる
ところですが、雪が無いと逆に沢の景色ばかり眺めて登ります
~
紅葉も見頃を過ぎて落葉期です。
落ち葉の絨毯は靴が汚れなくて良いけど、石や岩に張り付いたものに
Toshiはいつもズルズルと滑って転んでいます
標高600mを過ぎたあたりで、ピンクのリボンに騙されて道を誤りました。
距離にして1kmちょっと、時間にして25分のアルバイト・・・
~
そう、
余市岳の白井川右股を登るルートの好きなところは、この登山道が明確
でないところです
何を言ってるのか?とお思いでしょう。
踏み跡が明確でない登山道を嗅覚を頼りに登るには良い訓練になる
登山道ということです。
この日もリボンの先には明確な踏み跡があって、誰かがはっきりとした
目的があって分け入って刈り取った笹や木の枝があります。
ところがそれが何故か途中で消えていく・・・
このようなとき、どのように対処するか...
この作業が山を知るうえで大切ですね。
この日も同ルートの登山者は結局ゼロでした。
(登山口駐車の車はすべて定山渓天狗岳へ)
Toshiも人の居ない登山道を歩いて不安になりますが、こんなとき
「単独行は自己完結、自力で登ってなんぼのもの」と偉そうなことを
考えてしまいがちですがそれは間違いです
夏山登山は、人の踏み跡らしきものを見分ける作業ですから結局の
ところ「人を頼りにする」ということです。
今日はこの「人の踏み跡=登山道」ということをずいぶんと考えて歩く
登山になりました
標高950mの峠を越えて・・・林間から望む余市岳の上部にはガスが・・
人が歩かない登山道は踏み跡が消え、草や笹がボーボーに
なります。
逆に、人が歩けば誰かが手入れはせずとも道は明確のままで
残っていきます。
で、
人が歩かない登山道の手入れはどれだけ大変か?
笹が綺麗に刈られた登山道、この笹刈り作業は序の口でした
余市岳が林間から覗けるようになってからの登山道は長い長い
笹原ですが、この笹刈り作業は果てしなく続いていました。
今日はあまり良い景色をお見せできないので、その笹刈りの現場を
アップしたいと思いますがその前に、
唯一アプローチで眺めがよかった小沼からの余市岳
さ、それでは笹刈りの一部始終です。
越えても越えてもまた笹原歩き・・・
転ぶと笹が手に突き刺さりますから気を付けないと
歩いても歩いても笹の刈り分け登山道・・・
人の背丈は優に超えている....
そして、それは赤井川ルートとの交錯地点まで続く・・・
北東コル、赤井川からのルートとの分岐地点
延々続いた笹刈の現場を見返すと・・・
左が赤井川(キロロスキー場側)ルート、右が白井ルート
こんなに違います。
笹は、どうやらつい最近になって刈られたようで、
雪降り前のこの時期に行うことで作業をしやすくしているのだと
理解しました
そりゃあ、残雪期から春にかけては笹がまだ寝ているから作業は
困難だわね
来年もこ~んな大変な笹刈り作業やってくれるでしょうか。
いずれにしても、本当に大変なお仕事であり、作業に従事され
ている方にはお礼を申し上げたい
一度降ったであろう雪は全くありません。
頂上付近は多少風が強いながら暖かく、この時期としては
穏やかな雰囲気です。
ケルンにて...ここから頂上までは5分ほど...
~
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■9:35 頂上 笹刈作業の皆さんへ「ごくろうさまでした」
見晴らしの効かない頂上には長居せず、即下山しました。
下りの景色も多少アップします。
右に定山渓天狗岳、左に白井岳、奥には神威岳も・・・
いつも強風となる頂上付近でこの時季アウターなしで過ごすなんて・・・
キロロスキー場より先の海は望めても、霞がかかってよく見えま
せん。
積雪期ならこのあたりは180度見渡せる山スキーヤー、ボーダー
御用達のオープンバーンです
■10:45 食事 標高950m地点の木陰で
■11:05 下山
~
下りも刈り落とされた笹が足にまとわりついたり、滑ったりで難儀
しましたが、刈られていないよりよっぽどましですね
どうか廃道になりませんように
■12:20 登山口
下山後、豊羽鉱山側の道路が通れるようだったので、確認のため
無意根山登山口まで車を走らせてみました
そしたらば、登山口には登山客と思われる6台の車が止まって
いました。
明日から札幌は初雪予報、来週末無意根山はどうだろうか?
その後、Toshiは定山渓温泉「山水」に浸かって帰りましたとさ
追伸
陽希くんはどうやら最後の利尻山を登り、7ケ月、7,800kmに及ぶ
日本百名山一筆書き“グレートトラバース”を終えたようですね。
おめでとう
皆さん、マッサン観てね
2014年10月山行
笹刈りをしてくださる方は、いったいどちら方面の方か知る由もないが、本当にありがたいことだ。私からも御礼申し上げたい。
笹刈りをしてくださる方は、いったいどちら方面の方か知る由もないが、本当にありがたいことだ。私からも御礼申し上げたい。
いい天気ですよね☀敏さん、本当の晴れ男だ~
>笹刈りをしてくださる方は、いったいどちら方面の方か知る由もないが、本当にありがたいことだ。私からも御礼申し上げたい。
そうですね、本当にありがたいです。
大変な仕事ですね・と言っておきながら何ですが、それを仕事でどうですか?と言われたら明日からでも勤めたいですね。
いろいろと条件面は委細面談してからですが、笹を刈る円盤を回してサクサクと綺麗になっていく登山道を眺めたら
達成感バツグンでしょうね
あ~どこに行ったら面談してくれますかね
そう、参考にしてちょーだい
何を隠そう、hiromiちゃんに発信したかったことなのでね
隠してないけどね。
hiromiちゃんに風邪に気を付けて・と言われたのに風邪が忍び寄ってきたわ。
鼻水出てきてからうがいして間に合うだろうか
黒ニンニクパワーがあるので大丈夫と信じているんだけどもね。
ミラーレス使いこなしてください!
Toshiは、ミラーレス一眼のコンデジにはない機能のほとんどを使いこなせないまま今日もキズだらけであります。
Takさんの書き込みを見て、レンズカバーを置き忘れてきたことを思いだしました。
落としたのではなくいつものこと置き忘れたのです。
トホホ
で、お問い合わせのカメラケースはそのビックカメラに有りました!
なんと2810円も致します。
靴下2枚を買える値段ですね。
後で画像をmailしまっす!
管理人様のUPでは コルの分岐まで 笹が刈られてる様に 感じるますが ロープ場~分岐まで全て刈られてるのでしょうか?お忙しいと思いますが 簡単で良いので ご回答 お願いしたく メールしました。 よろしくお願いします。
ご来場ありがとうございます。
さて、本件につきましてはブログ上に解説を入れさせていただきましたので、
よかったらこちらをご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/oborozuki89/m/201301/1
晴れると山は100倍楽しい!
で頑張りましょう
何処かの山で管理人様とお会いできれ私の様な末席でも幸いです
丁寧なご回答ありがとうございます。