“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

23/07/17『札幌岳(冷水⇒豊滝ルート』

2023-07-17 | 1道央の山

7月の三連休、皆さんはいかがお過ごしでしたか?

コロナからの解放感からなのか、三連休はとにかく人出が多そうです。

連休初日の15日(土)は、全道、あいにくの天気だったのでToshiが企てた登山計画&

キャンプも悩んだ挙句の中止としました

 

ということで、週一の登山は連休最終日、Motoさんの計画で「札幌岳(1,293m)

に(登り:冷水コース⇒下り:豊滝コースで)登ってきました

 

な~んも言えねぇ、じゃなかったな~んも見ねえぇ~が正解

 

今日のように視界がきかない、、かといって雨が降るわけでもない、

悪天とも言えない中途半端な天気の日の登山も、

一年に一度ぐらいはあります

 

しかしまぁ~6:30時点で登山口に車両がゼロと言うのは、いかにも珍しい

 

植林と言っても、これだけ揃ったトドマツ林は美しいの一語に尽きます

 

今日のメンバーには、koyaさんとHashimoさんが加わっているので花があります

 

梅雨空一転、全国的に猛暑が押し寄せているので沢水の流れる場所はオアシスです

 

冷水小屋到着

 

数少ない北海学園大学管理の小屋「冷水小屋」です

 

冷水コースの登山道は、雨後の竹の子ならぬ“笹の子”の背丈が増して、思いの外邪魔くさい

 

ドロドロ、ぐちゃぐちゃだけど距離はそう長くないのでね

 

一日続いたらそりゃ疲れますわ

 

涼しい時間に頂上到着することができたけど、視界は終ぞ効かなかった~

 

40分そこに止まっても視界は変わらないので、下りは豊滝ルートの急坂を下ります。

(予め車両1台デポ済)

標高150m下げたら藤野の山が浮かび上がってきました(ようやく・・)

 

急坂の下りが続くけど、冷水コースよりはるかにしっかりとした(雨に強い)登山道

 

さあ、下りのハイライトは“熊撃退スプレー”についての談義です。

なんと、koyaさんは消費期限は切れているものの、れっきとした『熊スプレー』を

携帯しているというので、その効力の程を確認させてもらいました

 

上のアイボリーの安全弁は噴射するとき外します。

 

あっ、ヒグマがこっちを睨みつけて、今にも襲い掛かって来そうだっ

ザックの横から素早くスプレーを取り出して、

安全弁を取り外すまでの行動を焦らずスムーズにできれば

 

こりゃあ、思った以上に凄い圧力で吹きかけられるものです

 

そして、風下になっているわけでもないのに、噴霧されたカプサイシンと

思われる中身の成分が少しの量匂いとして鼻に入って来ても、一同咳が止まりません

こんなものを顔に向けられたら、いくらヒグマと言えども、いや嗅覚の鋭い動物ほど

這う這うの体でその場から逃げ去っていくでしょう

 

こんなアトラクションが秀岳荘であったら、高くても買います「熊スプレー

 

なんと、標高差550mを距離1.7kmで降ってくる豊滝コースはなかなかですよ

 

最後は長い林道歩きで締めくくり・・・

 

生憎の曇天でしたが、こんな日もあります

三連休、一日でも山の頂上に立てれば、また一週間頑張れます

 

来週はいよいよ二年越しに向かうはずの「日本最北の百名山

お楽しみに

 

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 23/07/08『北戸蔦別岳』 | トップ | 23/07/23『利尻山』 »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Tak)
2023-07-17 20:33:13
華があれば曇天など気になりませんねー。涼しげに見える札幌岳登山羨ましい限りです。こちらは、🥵。
返信する
Unknown (Toshi)
2023-07-17 21:28:08
Takさん
花、そうでした華やかな方の華が咲いて寒いぐらいの頂上では疲れも吹き飛びますね。
熊スプレーはまかり間違って自分で嗅ぐことになったら鼻も吹き飛びます!
返信する

コメントを投稿

1道央の山」カテゴリの最新記事