3月、彼岸も近くなって朝の明けるのが早くなり、久し振りに早起きして
向かったのは「徳舜瞥山(1,304m)」です
すでに春山環境のBCは、景色最高滑りは雪の状態がボードに合わず
“苦戦”という報告です。
オロフレ山(南方:太平洋側)を背に
まだ太陽の昇らない時間に登山口に到着しました。
ここは一ケ月前に万編山の会の皆さんとニョロニョロ(大滝氷筍洞窟)を
見て歩いた際の登山口と一緒です。
車でここまで走っている間に中山峠を過ぎたあたりで気温がマイナス13℃
になるような寒い朝で、昼と夜(早朝)の温度差が大きくなる一日らしい。
■5:55 登山口
明け方[6:10]、日の出が近いので気分高揚
登山開始後、まだ辺りは冷えているのに寒さを感じないのは風がないせい
であることと、もう眼前に望めている徳舜瞥山の後ろから朝日が昇ってくる
明るさを感じるからでしょう
2月には午後の時間にここを歩いたことを思い浮かべながらの登り・・
2月13日に踏んだ標高860m地点から望む羊蹄山(手前:尻別岳)
本日、どうやらガスが覆いだす心配はなし
眼前、徳舜瞥山
下山はボードなので見下ろす画像もいくつかアップしましょう。
朝早い時間なのでクラスト斜面にMSRのアイゼンが小気味よく刺さって
登りやすいぃ
残り標高差150m、あと少し
中央に有珠山と内浦湾、右奥に狩場の白い山塊
ガリガリでとてもボードで滑る降ることはできない斜面
斜度マックスの頂上直下
2時間半で頂上へ
■8:25 頂上
ホロホロ山を背に
支笏湖の景色が凄い
支笏湖アップ
さらにトリミング
先週登った紋別岳の後ろに夕張山地が(中央芦別岳まで直線距離115kmの彼方
)
■8:55 下山
下山は、ガリガリの西斜面から降るのは無理・なため、
お隣のホロホロ山側(東斜面)を滑り、クラストしていない北斜面を
トラバースして西側に回り込むルートを取ります。
(という様子は最後のGopro動画で)
ここまで下って、少しの登り返し
登り返し後は食事休憩
■9:55 登山口
徳舜瞥山の西斜面は雪が溶けだす前の早い時間に頂上直下の急登を
攻めるのがこの時季の正解でしょう。
ただし、スキーでも滑り降るのは困難で、ボードとなればエッジが
立たないガチのクラスト斜面であるため、北東側を巻いて降るのが
良いことがわかりました。
ただ、北斜面のトラバースーもけっこうな斜度が長く続くため、
脚にきます
覚悟して楽しみましょう
いずれにしても9時もなると気温が上がり始めて樹林帯はとても扱い
にくいモナカに変わるため、楽しくないばかりか、操作を誤ると危険です。
慎重に滑りましょう
それでもヤッパリ、下り坂最高
デス
と、最後に大失敗のご報告
この日の晩は5時から人に会うため、わざわざ早起きして登山をし、
お風呂まで入って1時には自宅に戻ったのに、
余裕で後部座席を振り返るとそこにボードが無い
(やってまったぁ~っ)
登山口にスノーボード忘れてくるって、
ストックなら諦められてもこりゃ諦めることなどできません(泣)
往復200kmの道程を再び大滝まで走らにゃならない。
指差し確認するようにしないと・ということを今決めても、
指差し・忘れないかなぁ~
210313徳舜瞥山BC.mp4 from Toshi.T on Vimeo.[
4:10]
雪崩気を付けますね。
バタレオンボードの三本指についてはミャンマー抗議デモのシンボルと同じであることを最近知りましたが、
Toshiはただかっこイイので使用しているだけです、はい。
登山口に忘れたボードは何方かが道路わきに突き刺してくれていました。
「こんなもの忘れる奴ってどんな奴?」という会話が聞こえてきそうでした。
僕はなんちゃってボーダーで登山が「主」なので「こんなもの・・」も忘れてしまいます。
言い訳です
往復200km‼︎
お疲れさんでした!
それにしても、あるはずの物がないて気づいた時の
⁇⁇⁇な気持ちは本人にしか分からんばってん、
無事に見つかって良かったばい。
美しか風景の思い出が吹っ飛ぶところやけんねぇ。
可憐な滑走も散ってしまうばい。
とにかく今回もビューティフルな風景ば
届けてもろうてありがとさん♪
次回もよろしゅう頼んどきまぁーーーす!
今を生きていないため、幾つになっても忘れ物がなくなりません(泣)
次、その次と、やりたいことが10kmぐらい先を行っているために結果は“1歩進んで20歩後がる”
ようなことをやってます。
そんなことがあったこともきっと忘れるので、力が抜けるのもその時だけです。あひ