同年代の画家だからか
訴えるものが 強烈なのか
ノスタルジーたっぷりと 心の中心に入り込んでくるような絵
芸術家は 感性が並みではないから
人を感動させるのかもしれない
福島の文化センターの中島潔展へ行ってきました
夫と同郷の人ということもあって
何度か 展覧会へは行ったことがありますが
今日見た作品は 大作でもあるし
肉筆の迫力もあって
絵というものの 不思議を思いました
福島県の被災地がテーマの絵もありました
私のかってな解釈ですが
故郷へ帰れないという思いの絵ではないかというのもありました
写実の写真よりなにより
美しいし 風をかんじるのです
女性の儚さをこれほどまでに 表現するって
どんな 生の美人も かなわないでしょう
この作者の内には常に 亡くなった母の影があるようです