昨日 宇都宮の文化センターまで見に行ってきました
東京楽所のみなさんの演奏会です
雅楽は世界で最古のオーケストラといわれれば
なるほどです
同じ(越天楽)でも その日の調子(チューニング)で 曲の調べが変わるというのが
雅楽ということだそうです
最初に この(チューニング)が 音取(ねとり)として 短い曲で演奏されます
前回は たしか平調(ひょうちょう)の 越天楽を聴いた様な気がします
他に 青海波
今回は 盤渉調(ばんしきちょう)でした
これは 冬の音色 だそうです
日本の四季の情緒が このように取り入れられていることに
日本文化の深さが感じられました
二部は舞楽で
ゆったり ゆったりの舞です
現代の超忙しいダンスを見慣れているものにとっては
別世界の舞ですが
見ていて
千年以上も前にシルクロードをやってきたに違いない この舞
日本に残っているということに 感動です
被り物など まさに中東を連想してしまいます
たっぷりと 日本文化にひたってきた 一日でした