Office 2021 の購入方法やお得なキャンペーン情報

Office 2021 の購入方法やお得なキャンペーン情報、製品を安心して購入できるお店 などをご紹介。

office2021 excel複数の条件で最大値/最小値を求める[MAXIFS関数]と[MINIFS関数](2)

2022-07-13 11:05:58 | office2021
Office 2021 のアップデートされた生産性向上ツールを使えば、コンテンツ制作、情報の整理、共同作業がより簡単に
プライベート
Office はビジネスだけでなく、プライベートでも活用できます。


趣味や、友人との交流で使ったり、カフェで簡単な仕事を片づけたり。便利に使える機能を使って、もっと Office を活用していきましょう。

Excel2019では複数の検索条件で最大値・最小値を求められる[MAXIFS(マックスイフエス)関数]と[MINIFS(ミニマムイフエス)関数]が使えるようになっています。Excel2016でもOffice365を契約していれば使用できます。

Excel2007以降、[SUMIFS関数]で複数の条件で合計を求めることができるようになっていましたが、今回は複数の条件で最大値と最小値が求められるようになっています。


数式をコピーして[MINIFS]関数で最小値を求める

セル[E4]にMAXIFSの結果が表示されます。

数式バーには、以下のように表示されています。

=MAXIFS($C$7:$C$21,$A$7:$A$21,$B$4,$B$7:$B$21,$C$4)
セル[F4]に最小売上金額を求めます。

セル[E4]で求めた数式をコピーして、セル[F4]に貼り付けして、MINIFSに書き換えます。

以下は、セル[F4]にセル[E4]の数式をコピーして貼り付けています。

この数式の[MAF]の箇所を[MIN]に書き換えます。


以下のように最小売上額を求められます。数式バーには、以下のように表示されています。

=MINIFS($C$7:$C$21,$A$7:$A$21,$B$4,$B$7:$B$21,$C$4)



数式バーの[fx]ボタンをクリックして、MINIFSの[関数の引数]ダイアログボックスを表示すると、以下のようになっています。



条件を直接入力して指定

条件は以下のように直接入力して指定することもできます。

その場合は、必ずダブルクォーテーションで囲んでください。


条件に一致するセルがない場合は[0]表示

条件に一致するセルがない場合は、以下のように[0]が返されます。

数式の結果に[0]が表示されたら、念のため検索条件に間違いがないかを確認してください。



条件の組み合わせは最大126個

MAXIFS関数もMINIFS関数も[条件範囲]と[条件]の組み合わせは、最大126個です。



Excel2019の新関数

Excel2019の新関数は、MAXIFSとMINIFS以外に、IFS、SWITCH、CONCAT、TEXTJOINがあります。

Excel2016でもOffice365を契約している場合は使用できます。

複数の条件や値を検索して結果を求める[IFS関数]と[SWITCH関数]については、以下の記事で記しています。

IF関数の入れ子(ネスト)が苦手な方は、IFS関数はお勧めです。

office2021 excel複数の条件で最大値/最小値を求める[MAXIFS関数]と[MINIFS関数](1)

2022-07-13 11:00:49 | office2021
Office 2021 のアップデートされた生産性向上ツールを使えば、コンテンツ制作、情報の整理、共同作業がより簡単に
プライベート
Office はビジネスだけでなく、プライベートでも活用できます。


趣味や、友人との交流で使ったり、カフェで簡単な仕事を片づけたり。便利に使える機能を使って、もっと Office を活用していきましょう。

Excel2019では複数の検索条件で最大値・最小値を求められる[MAXIFS(マックスイフエス)関数]と[MINIFS(ミニマムイフエス)関数]が使えるようになっています。Excel2016でもOffice365を契約していれば使用できます。

Excel2007以降、[SUMIFS関数]で複数の条件で合計を求めることができるようになっていましたが、今回は複数の条件で最大値と最小値が求められるようになっています。



[COUNTIFS関数]や[AVERAGEIFS関数]もExcel2007で追加されています。

COUNTIFS関数(複数の検索条件に一致するセルの個数を求める)


目次[非表示]


検索条件の確認


[MAXIFS関数]ダイアログボックスを表示して最大値を求める


数式をコピーして[MINIFS]関数で最小値を求める


条件を直接入力して指定


条件に一致するセルがない場合は[0]表示


条件の組み合わせは最大126個


Excel2019の新関数

office2021検索条件の確認

以下のような表があります。

セル[E4]に日付が[2014/12/14より前]で商品コード[5001000]の最高売上金額を、セル[F4]に最小売上金額を求めたいと思います。

検索条件の日付はセル[B4]に[<2014/12/14]、商品コードはセル[C4]に[5001000]と表示しています。



参考検索条件の記述方法は以下のようなものがあります。

比較演算子 読み 意味


= 等号 等しい


< 小なり記号 ~より小さい


> 大なり記号 ~より大きい


<= より小か等しい記号 ~以下


>= より大か等しい記号 ~以上


<> 不等号 等しくない


ワイルドカードは、1文字の場合は[?]、任意の文字列の場合は[*]を使用します。

[MAXIFS関数]ダイアログボックスを表示して最大値を求める

最高売上金額を表示するセル[E4]を選択します。

そして、[数式]タブの[関数ライブラリ]グループの[その他の関数]の[統計]-[MAXIFS]をクリックします。

MAXIFS(最大範囲,条件範囲,条件,)

所定の条件または基準で指定したセル間の最大値を返します


参考[MINIFS]も同じ[統計]の中にあります。

office2021最大範囲を指定

MAXIFSの[関数の引数]ダイアログボックスが表示されます。

[最大範囲]のテキストボックスにカーソルがあることを確認して、セル[C7]からセル[C21]を範囲選択します。
テキストボックスには、[C7:C21]と表示されます。

このままでもいいのですが、ここでは[最小売上金額]も求めたいので、絶対参照にしておきます。

テキストボックス内にカーソルがあることを確認して、キーボードから[F4]キーを押します。

[$C$7:$C$21]となります。



office2021条件範囲と条件を指定

[条件範囲1]のテキストボックスにカーソルを移動します。[Tab]キーを押すと、カーソルが移動します。

[条件範囲1]にカーソルが移動すると、[条件1]が自動的に表示されます。

[Tab]キーを押すことで次々に条件を追加できます。

[条件範囲]と[条件]が1つの組み合わせになります。

また、[最大範囲]の行数と[条件範囲]の行数は同じでなければなりません。

[条件範囲1]には、セル[A2]からセル[A21]を指定します。[F4]キーを押して絶対参照にします。

[条件1]には、セル[B4]を指定します。


[条件範囲2]のテキストボックスへカーソルを移動します。

または、[Tab]キーを押します。

[Tab]キーを押して検索条件を次々追加できます。

[条件範囲2]のテキストボックスには、商品コードのセル範囲(セル[B7]からセル[B21])を指定します。

[条件2]には、セル[C4]を指定します。

絶対参照の設定も確認したら、[OK]ボタンをクリックします。


セル[E4]にMAXIFSの結果が表示されます。

数式バーには、以下のように表示されています。

=MAXIFS($C$7:$C$21,$A$7:$A$21,$B$4,$B$7:$B$21,$C$4)





office2021[エラー時]アクションでマクロのエラーを出さずに次に進ませる

2022-07-13 10:00:24 | office2021
office2021[エラー時]アクションでマクロのエラーを出さずに次に進ませる

Office 2021 で、あなたにぴったりの学びや活用方法が見つかります
Office 2021 はビジネスだけでなく、お子さまの家庭学習から、プライベートでもご利用いただけます。ユーザー別に想定される活用シナリオをご紹介します。

小・中・高・大学生 (家庭学習)
GIGA スクール構想により、小学生からパソコンに触れ、Office を使い、デジタルスキルを身につけることになります。


学校の課題の制作から、家庭学習まで、Office の使用が想定される活用ポイントをまとめました。

office2021 Accessでマクロを実行しようとすると、エラーメッセージが表示されて途中でストップしてしまうことがあります。

[エラー時]アクションを使用すると、このエラーをスキップして、次のアクションへ進ませることができます。

ここでは、埋め込みマクロで解説します。


参考ここでは、ウィンドウは重ねて表示する設定にしています


目次[非表示]


選択クエリの作成


コマンドボタンにマクロを設定



コマンドボタンをクリックして実行するとエラーメッセージ


エラーメッセージを表示しないで次のステップへ進ませる


[オブジェクトまたはクラスがこのイベントセットをサポートしていません]のエラー

office2021 選択クエリの作成

テーブル[T_顧客]を基に、[コース]フィールドで[VIP]を抽出するクエリ[Q_VIP]を作成しています。


コマンドボタンにマクロを設定


フォームにコマンドボタンを設置して、ボタンをクリックしたら、テーブル[T_顧客_VIP]を削除して、クエリ[Q_VIP]を表示するようにします。

フォームにコマンドボタンを挿入して、コマンドボタンの名前は[VIP]としています。

コマンドボタン[VIP]のプロパティを開いて、[イベント]タブの[クリック時]の[...]をクリックします。

[ビルダーの選択]ダイアログボックスで、[マクロビルダー]を選択して[OK]ボタンをクリックします。



マクロビルダーが表示されます。

[デザイン]タブの[表示/非表示]グループにある[すべてのアクションを表示]をクリックします。

そして、一覧から[オブジェクトの削除]を選択します。



以下のように、[オブジェクトの種類]で[テーブル]を選択して、[オブジェクト名]には[T_顧客_VIP]を選択します。



次に[クエリを開く]のアクションを追加して、[クエリ名]に[Q_VIP]を指定します



上書き保存して、マクロツールを閉じます。



参考埋め込みマクロについては、以下の記事でも解説しています

office2021 コマンドボタンをクリックして実行するとエラーメッセージ


フォームに作成したコマンドボタン[VIPコース名簿]をクリックすると、マクロが実行されます。問題ありません。

しかし、テーブル[T_顧客_VIP]をがない場合、以下のメッセージが表示されます。

[オブジェクトの削除]を実行しようにも、テーブル[T_顧客_VIP]がないので、実行できないのです。

オブジェクト'T_顧客_VIP'を見つけることができません。


上記のメッセージウィンドウで[OK]ボタンを押すと、今度は、以下の[マクロのシングルステップ]ウィンドウが表示されます。



エラーメッセージを表示しないで次のステップへ進ませる


埋め込みマクロの[エラー時]アクションで、メッセージを出さずに次のステップへスキップする方法です。

クリック時のイベントの[埋め込みマクロ]を編集します。

コマンドボタンのプロパティを表示して、[イベント]タブの[クリック時]には、[埋め込みマクロ]と表示されています。右端にある[...]をクリックします。


マクロビルダーが表示されます。

[新しいアクションの追加]の▼ボタンをクリックして、[エラー時]を選択します。


[エラー時]アクションの[移動先]は[次]を選択します。そして、[上へ移動」ボタンを2回クリックして、先頭へ移動します。

[移動先]のテキストボックス内でポイントすると、以下のポップヒントが表示されます。

移動先

エラーが発生すると、[次]の場合はエラーが発生したアクションの次のアクションへ進みます。[マクロ名]の場合は以下のサブマクロ名に移動します。[失敗]の場合はマクロの実行を中止します。


アクションの順番は、以下のようになります。


[新しいアクションの追加]の▼ボタンをクリックして、再度[エラー時]を選択して、[移動先]を今度は[失敗]とします。

これで、エラー処理を解除することになります。



マクロツールは、上書き保存して閉じます。



これで、削除するテーブルが存在しない場合でも、エラーメッセージを出さずに、次のマクロアクションへ進むことができるようになります。

参考[エラー時]アクションについては、以下のMicrosoftのページを参照してください。

"OnError/エラー時" マクロ アクション - Access(Microsoft)


[オブジェクトまたはクラスがこのイベントセットをサポートしていません]のエラー


Access for Microsoft 365でコマンドボタンをクリックして、マクロを実行しようとすると、以下のメッセージが表示されるようになりました。

オブジェクトまたはクラスがこのイベントセットをサポートしていません。



上記メッセージウィンドウで[OK]ボタンをクリックすると、[マクロのシングルステップ]ウィンドウが表示されます。

永続ライセンス版のAccess2019、2016、2013では、上記メッセージウィンドウは表示されず問題なく動作します。

埋め込みマクロや、ボタンを設置しているフォームにも問題はありません。

新しくデータベースを作成して、すべてのオブジェクトをインポートすると一時的には解決します。

また、マクロビルダーでリセットして上書きしても一時的には解決します。

ですが、編集していると、またメッセージウィンドウが表示されるようになります。

この場合も、[エラー時]アクションを追加して、エラーをスキップして次のマクロを実行するように設定して解決しました。