お花を大切に?

2005-05-28 | Weblog
故郷便り後半に入る前に、ちょっと一休み

ベランダでせっせとアブラムシ退治や花がら摘みをしながら
ついでに少し遊んでみました

  

伸びすぎて茎が弱ってきたロベリアを切り、
ものは試しとミニカップに活けてみました。意外に元気です

これから開く蕾のために咲きすぎのバラもチョキン!
まだ、もったいな~い
でも、花の後ろ側にアブラムシがビッシリだったので
こうして5つを活けるのも一苦労だったんですよ~!!

黄色の花は、先日初めて見つけた新潟産"とうな"の先端をとって
水に入れておいたもので、期待通り咲いてくれました

以上3つはテレビの上にあり、
ラベンダーは玄関でこのままドライフラワーになる予定です。

お花を救うというより、ケチケチなだけでした

故郷便り5:幸せ・・・

2005-05-28 | Weblog
<19日> 今どきの老人ホーム?

朝9時に伯母が入っている施設に集合。
姉は当初、私と叔母を迎えにくると言っていましたが
渋滞の恐れもあるので直行してもらうことに。
通常40分くらいのところへ2時間も前に出発するなんて
とんでもないですよね結局1時間くらいだったようです。
叔母も日頃から電車に乗っているので、私と二人、
同じ電車で待ち合わせ、新潟駅からタクシーを利用しました。

前々日にお会いした"伯母がお世話になった家の人"お二人も
来てくださり、5人で伯母に付き添うことになりました。
私達はとにかく付いていくだけで、諸々の手続きは
"介護の仕事をしている方"お一人が頼りです。

久しぶりに会う伯母は、思ったより元気そうでした。
先に到着していた"伯母を姉弟のように世話してくれた方の奥様"が
既に身の回り品をまとめてくださり、
伯母は自分が今日引っ越すことを理解していた様子。
看護婦さんや患者さん達にしっかりご挨拶をしています。

用意したアレンジも施設の方に喜んでもらえました。
オレンジは元気が出ます


お世話になる施設は、のどかな田園風景に囲まれた真新しい建物です。
 パンフレットの写真から拝借。
 
一人一部屋8畳くらいのスペースがあり、
家族が泊まってあげることも可能だそうです。
集まって食事やお茶をいただく場所も、廊下もロビーも、
色んな共同スペースも大変広く、とてもゼイタクな造り
でも入居費用はそんなに高くなくて伯母の年金で足りるくらいと
いうのですから、嬉しいですね!
相部屋でプライバシーが無いといった昔の老人ホームの
イメージと全然違っていて驚きました

12時くらいまで荷物を整理し衣類に名前を付けたりして、
昼食の輪の中に伯母が加わったところで別れを告げました。
慣れないところで、伯母は不安そうでしたが
介護スタッフも皆さん優しそうで、私達は一安心。
どうか、伯母が一日も早く慣れ平穏に暮らせますように


長く住めるように引越しのときは"長モノ"----
伯母はそういう"験かつぎ"の好きな人で
私達に「あそこで蕎麦を食べていけ」と勧めました。。
ホームに、お茶を入れるために設けられたポットやカウンターが
あったので、それを"食堂"とカン違いしたようです。
(しっかりしているようで少し変・・・そんな状態なんです)

帰り道、送っていった5人で食事をすることになり
偶然ですがラーメン屋に入りました。
"介護の仕事をしている方"が伯母の財布も預かってくださっており
ここの払いは伯母からだと仰います。
「"長モノ"食べたよ」と報告しなくちゃね(笑)と
有り難くいただいてきました。
あの5人での食事は多分二度とないのでしょうね。
思えば伯母のお陰で不思議なご縁だったものです。

丁度すぐ傍に、贈答品の大きな店があったので、そこで別れる
お二人に、私達"身内"3人から心ばかりのお礼として
コーヒーセットなどをもらっていただきました。
手続きや"息子"への連絡など一番面倒なお仕事をして下さった
"介護の仕事をしている方"へお渡しした分は「介護スタッフの
皆さんで」と言って受け取ってもらいました。
遠慮なさるご本人へは、後日、お花を届けてもらう予定です。

同じお店で"ご近所へのご挨拶"用にお茶の詰め合わせを
10個用意して、伯母が住んでいた家のご近所と分かる限りの
伯母のお友達を訪ね「今日ホームに入りました」とご報告。
一人暮らしを支えて下さった方々にお礼を言うことが出来ました。


この日、私は姉の家へ行くことに。
荷物を取るため主人の実家に立ち寄った私達を
お菓子とコーヒーを用意して義母が迎えてくれました
遠慮していた叔母も一緒で(荷物もあって姉の車で送るため
仕方ないのです)義母も加わり賑やかです。

「大変でしたね」というねぎらいの言葉に、叔母の返事が印象的。
「お手伝いが出来るのも幸せです」・・そんな言葉でした。
確かに自分や家族が病気だったりで大変なときには
お手伝いは出来ませんから、こうして誰かの手伝いが出来る、
それは幸せなことなのですね。。
自身も、お姑さんや我儘な夫(私達は叔父と呼んでますが実は
母の従兄弟)に苦労して尽くしてきた人の言葉だから
とても重みがあり、しみじみと心に響きました。


17日の話に続いて、かなり長くなってしまいました
伯母の引越しを通じて私が学んだ貴重な人生の教訓・・・
たくさんの優しい人達の中にいられて嬉しかったこと・・・
言葉で表しきれない感謝・・・
そんなことを少しでもお伝えできたらと思ったのですが


故郷便り4:花屋さんまで散歩♪

2005-05-28 | Weblog
<18日> 姪の職場

この日は特に予定も無く、朝食もノンビリ食べられました。
義母が私のために買っておいてくれたチーズパンです
 

大きさが解るように
お茶のペットボトルを置きました。
4分の1でも小さめのパン程度ですが
柔らかく美味しいので
半分くらいは食べられます♪



このパンは義母が時々行くデパ地下で売られています。
同じデパートで同じパン屋が千葉にもあるのに
何故かこのチーズパンを見かけたことがありません。
だから、このパンも故郷の懐かしい味になってしまいました。
それを知っていて私の帰省2回に1回くらいは
ちゃんと買って待っていてくれる義母に大感謝!


翌日は伯母の引越し。姉と電話で相談した結果
介護施設に一時入所していて何も用意できない伯母のため
今の施設への"お礼"や、ご近所への"ご挨拶"を
代わりにしてあげようということに決めました。
荷造りに来ていた親戚の叔母も同じ事を考えていたみたい。
近所廻りは翌日会ってから相談することにして
施設へのお礼は「花」に決めました。
病院もそうですが、いくらお礼でも品物は受け取ってもらえない
可能性が高く、経験からも花なら大丈夫のことが多いのです。

そこで私が向かった先は、姪が働いている花屋さん
幸いお店は主人の実家からも徒歩20分弱と近いので
私が姪に花を注文し、家へ持ち帰ってもらい
それを姉が翌日車で運んでくるという話になったのでした。

  姪(姉の長女)は就職が決まらなくて困っていたところ
  長くアルバイトしていた花屋で、正社員は無理だけど
  ちゃんと保険などには入れてあげるから、と引き留められて
  そのまま働き続けることになったのでした。
  もともと花が好きで出来たら自分でもお店をという夢を
  持っていた子ですから、一番良い場所なのだと思います。
  叔母の私が言うのも何ですが、姉の子供達の中でも一番
  頑張り屋で素直な良い子です

小雨が降り出したので(帰るまで傘は不要な程度でラッキー)
散歩がてら歩いて出かけました。
いつものクセで、カメラ持参
途中で見つけた花はライラックかな♪
 

優しい色のオダマキも発見♪
 

などと、お花を眺めながら姪がいる花屋に到着。
こっそり写真を一枚撮らせてもらいました。
 

運良くお店が混んでいなくて、姪と楽しくお喋りしながら
花を選ぶことが出来ました
伯母が暮らすことになる新しい施設へは、引っ越し祝いだから
根の付いたもので、花が咲いているスパティフィラム。
伯母の部屋に置けるようなら長く飾ってもらえるし、
もしも駄目なら皆さんの共同スペースに置いてもらえるかなと。
今お世話になっている施設へは、明るい色のアレンジを
2~3千円程度で作ってくれるよう頼みました。
お任せにしたので、どんなのが出来るか、翌日のお楽しみ