僕は倉木麻衣さんが大好き。でも僕はファンとしては倉木さんにあまり好意的に見られていないと思う。評価の低いファンだと思う。倉木さんからの信頼度も低いと思うけれど、地道に少しずつファン活動を続け、将来的には倉木さんに信用されるようになりたいと思っている。
ただ、自分自身に対する世間のいじめ、嫌がらせ、悪質で強い影響力を持つデマ、など現状を考えると厳しいもの。ここ数年倉木さんのライブに参加しつつも、周囲の攻撃やライブ会場での違和感、ファンとして決して楽観的に考えられない自分の立場にいらだったり、悲観的になったりしたことも多々あった。
特に今年の倉木さんのファンクラブイベントについては、倉木さんがとても素敵で、楽しいイベントであるにもかかわらず、参加すべきでなかったのでは、という気持ちが強くなっていました。その理由のひとつとしてやはり、今回のイベントがDE・MA・CHI LIVE DE SHOWであったこと。僕が何をグズグズ言っているのかというと、そのこと。
僕が出待ちイベントの存在を知ったのは、2004年の倉木さんのツアーファイナルのとき。ライブを終え、自宅に帰ったら、倉木さんのライブ・リポートにファンクラブイベントのことが出ていた。僕は2004年のツアー38公演全部参加した。 にもかかわらず、出待ちイベントなんてぜんぜん知らなかった。
少数のライブにしか参加しなくてファンクラブイベントを知らなかったというわけでない。38公演全部参加したのにもかかわらず知らなかったのだ。当時は前の仕事をしていてライブが終わるとさっと帰ったこともあるが、会場で比較的ゆっくりしていたときも少なからずあったにもかかわらず、僕はまったく出待ちイベントの存在を知らなかったのだ。
なんだかのけ者にされているようで、倉木さんに嫌われたのかもしれないと思い、すっかり落ち込んでしまったのでした。
しかし考えてみると変です。なぜ38公演全部参加しているのに気がつかなかったのだろう。僕に対する、イベントのスタッフの態度はとにかく悪いのだけれど、出待ちイベントでも会場のスタッフがおかしい。一部のファンには「場内整理があるから」などと理由をつけてとっとと会場を立ち去らせ、別のファンには、出待ちイベントをやっていたわけだ。そしてその参加者が今では2000人だとか。
アーティストだって好きなファン、嫌いなファンもいるだろう。対応に差がついても止む得ない。しかしこの対応の差、あんまりじゃないか、という気がしていた。倉木さん自身出待ちイベントがお気に入りのようだから、まあ倉木さんが好きならいいと思い、出待ちイベント自体には反対しないけれど、僕は結局出待ちイベントには一度も参加したことはない。その意味でも僕は出待ちイベントに対し、かなり屈折した感情を持っている。
そして今年2007年の倉木さんのファンクラブイベントがスタート。タイトルはDE・MA・CHI LIVE DE SHOW。倉木さんは出待ちイベントが好きなようだからこれはこれでいいと思った。僕も楽しみにしていた。でも参加してみると、僕には不向きな気がしてきた。このファンクラブイベントはやはり、出待ちイベントの延長線上のものか。
ライブのとき、屈折した心情ゆえ、出待ちイベントにぜんぜん参加しない僕が、DE・MA・CHI LIVE DE SHOWに喜んで参加している。その割には、自分のファンとしての立場を思い知らされるような挫折感。
やはり今回のファンクラブイベントには参加しないほうが良かったかもしれない。やりきれない気分。身の程。悔しい気持ちもあるけれど、これが現時点での僕のファンとしての実力。倉木さんが大好きだし、地道にファン活動は続けよう。
僕はとにかく再就職をしよう。倉木さん、またそのうちライブに行くので、そのときよろしく。