２００４年５月２７日札幌―倉木麻衣ライブツアーの思い出

２００４年５月２７日（木）北海道厚生年金会館
　僕は前日東京を出た。なかなか北海道に行く機会はない。この機会に北海道観光をしたい。特に道北の名寄や稚内方面に行って見たいと思った。札幌の２日目のライブのあと夜行列車で稚内に向かい、あちこち観光しつつ、１泊２日車中２泊程度で札幌に戻り、東京へ戻る予定を立てた。切符は、周遊券にした。
　東京から八戸まで新幹線。特急を乗り継ぎ札幌へ。札幌にはじめてきたのは、工藤静香さんの１９９３年の北海道厚生年金会館のコンサートのとき。そのときは２日前に青森でコンサートがあり、一部のファンは静香さんと一緒に飛行機で北海道へ。僕は有名な静香ファンセKさんたち数人グループで列車で札幌へ向かう。
　狸小路の定食屋で食事をしたり、丸井今井（今井丸井だっけ？）で買い物をしり、札幌場外馬券売り場で馬券を買ったりした、記憶がある。
　宿泊した札幌のカプセルホテルは、セKさんたちと３人くらいで宿泊。カプセル内以外は、土足で行動する形式。その年以降札幌に行ったときまたそこに宿泊しようといってみたけれど、どこなのかわからなくなった。そのコンサートのとき僕は直接面識のない、セKさんやODクラブのTさんの知人の北海道の静香ファンと人たちと一緒に行動し、あとでDというファミリーレストランで食事、札幌在住のファンKさんかたにとめてもらいました。僕のライブ・ツアー史上唯一の他のファン方宿泊。
　翌日、セKさんたちのグループは、富良野へ行き、僕はIさんと一緒に在来線を乗り継ぎ、東京（上野駅）へ。札幌駅で別れた。
　その後２回工藤静香さんのコンサートで札幌に来ている。会場は、札幌サンプラザの２回。僕がファンになって以降、それ以外にも工藤さんは、北海道でコンサートをやっているが、僕は参加していない。札幌サンプラザは札幌駅からずっと北のほう。宿泊したのは、札幌カプセルホテルまたは夜行列車。狸小路の端のラーメン屋で食事をしたことがある。すすきののココ壱番屋は札幌に行くたびに寄っているような気がする。
　北海道に来るのは、今回の倉木麻衣さんのライブで、４回目になる。ライブの当日。大通公園や札幌駅との間の道路を行ったりきたりしていた。大通公園には人もたくさんいて、僕はとうきびを食べた。きれいな花が咲いていて、これはなんという花だろうと思いながら見ていた。あとで麻衣さんのブログを見たらその花のことが出ていて、ライラックというのだそうだ。麻衣さんと僕の心が通じているようでうれしかった。
　札幌駅のところで映画を観る。今回のライブ・ツアー中何ヶ所かで映画館に寄り映画を観ている。大阪、福岡、大分、札幌、の４ヶ所。札幌のときは、ライブの前に映画を観て、ライブのあとにも映画を観た。先に観たほうはどの映画か忘れたけど、「コールド・マウンテン」かな。どこで、どの作品を見たか記録がなくてわからない。ニコール・キッドマンは美人だと思う。ただ、あとで見たほうははっきり覚えている。「レディー・キラーズ」。面白かった。あの「ユー・ガッタ・メール」のトム・ハンクスの出ているやつ。麻衣さんもこの作品観たかな。面白かったよね。
　ライブの直前で、街をうろうろしていたら、道がわからなくなった。札幌はいわゆる碁盤の目のような通り、なれている街でもなく、ちょっと方向感覚を失うとどこを歩いているかわからなくなる。うろうろした挙句やっと会場の北海道厚生年金会館へ到着。前回ここへ来たとき、セKさんたちと一緒に会場内のレストランを利用したことを覚えている。
　今日の席は、１階２９列目４６番。正直いってものすごく楽しかった。今回のライブ・ツアーでもトップクラスで神戸に匹敵する楽しさ。すごく気に入りました。僕の印象だと横浜のときよりずっとよかった。麻衣さんが元気で嬉しそうでよかった。ただ、あとで麻衣さんのライブ日誌を観ると実は麻衣さんは体調が悪かったらしい。観ていて気がつかなかった。ライブすごくよかったし、まさかそんなに体調が悪いとは思わなかった。
　僕はずっと麻衣さんを観ていたのに気がつかないなんて。でも麻衣さんのライブ本当によかったよ。素晴らしかった。大満足。
　ライブのあとまた映画館に向かう。途中ファンの人が携帯電話を使い、大きな声で、アルバイトが忙しいといっていた。今回のライブで、時々、僕の周辺でこんな話、アルバイトをやっていることを自慢するような話をしている人がいた。僕は当時国家公務員、副業、アルバイトなんて出来るわけない。民間企業だって企業の規則で禁止されているところがあるだろう。学生だって、アルバイトが禁止されている学校や、勉強が忙しくてそれどころではない生徒は、アルバイトなんかやらないだろう。アルバイトをやったくらいでなんでそんなに威張らなきゃならないのか。倉木麻衣さんのファンの中には、つまらないこと、些細なことで威張りたがる僻み根性、ねたみ根性の塊のような人間が時々少数見られる。年配の人間にもそんな人間が多いけれど、若いやつも同じ。がっかりするね。
　でも、そんな底意地が悪い人間にふさわしい職業がある。それは、僕が以前やっていた郵便局員だ。郵便局員は、他人が自分より見劣る人間であるとなんとしてでも決め付けようとし、馬鹿にしてせせら哂う。ところが実は相手のほうが物事を詳しく知っている。よくわかっているということになるとその人間は、他人によい印象をもたれたくて、パソコンなどで調べて知ったかぶっているんだろう。詳しいふりをしているんだろうと決め付けて馬鹿にする。相手が自分より仕事が遅いと、仕事が遅いと決め付けて馬鹿にするが、逆に相手のほうが仕事が速くなると、今度は仕事で重要なのは速さだけじゃないよな、とかあいつはすぐ競争したがるやつだ、などと決め付けて馬鹿にしてせせら哂う。
　僕が働いていた郵便局というところはそんな職場だった。郵便局員というのはとにかく組織・集団で、ろくな根拠、事実関係もありはしないのにただ他人を馬鹿にしてせせら哂うという行動を何より優先したがる職員が多い職場だった。そしてそんな職場を、日本郵政公社の職員だけでなく、政治家、マスコミ、サービス業関係を中心とした一般市民、が擁護している。悪の巣窟のような職場である。一部の他人に意地悪なことをするファンや徹底的な悪人間は、郵便局員になればいい。職場に自分と似たような人間を多数見かけるだろう。
　せっかくのライブ・ツアーの思い出に郵便局のことなんてあまり書きたくないけれど、実は今回のライブツアー中かなり他のファンに嫌がらせをされている。北海道のライブもそう。しかもそれを知っている郵便局員もいるようだ。
　ライブにたくさん行くファンもいるだろう。いろいろ不愉快になることがある。もちろんそんなに多いわけでないし、意地悪なファンは全体のほんの一部なんだけれども、それでも今後ライブにたくさん行く人などは気を付けてほしい。
　僕のライブ・ツアーの思い出のブログを見て自分もライブにたくさん行きたいと思うファンもいるかもしれない。それはそれでよい。いろいろ大変な面もあるし、僕のライブ・ツアーの思い出シリーズの文章を見て、参考にできるところがあったら、参考にしてほしいと思う。意地悪な人もいるから気をつけて。