長いようで短いようで、やはり長かった10年でした。
10年前は退職して1年少したった頃、午前中はヒガハスへ梅の写真を撮りに行っていました。
そして午後2時過ぎ、パソコンに向かっていると突然大きな揺れに襲われ、倒れそうな本棚を必死に押さえていました。
その後、保育園に孫を迎えに行くと、近くの公園で寒さに震えていたことを思い出します。その孫も4月からは中学生...
10年の間には色々な事がありました。
孫が一人から四人に増えましたが、義父母が亡くなりました。同い年の従兄弟も亡くなりました。この歳になると別れが多くなるのは仕方有りませんが、やはり辛いものです。
嬉しい事も幾つかありました。
友人と二人で写真展を二度開催、銀燕チャリティ鉄道写真展にも3回参加させて頂きました。
また、幾つかのフォトコンテストでは賞を頂き、雑誌などにも何度か写真を掲載して頂きました。
鉄道趣味の世界でも、この10年は激動の10年だったと思います。
EF6019の引退、最後まで残っていたブルートレイン、北斗星とあけぼのの廃止、485系、583系の消滅、そしてこの改正では185系やDD51も定期運用から居なくなってしまうし、工臨も新しいディーゼルカーになって好きな機関車の活躍の場がまた減ってしまう...
EF6019の引退、最後まで残っていたブルートレイン、北斗星とあけぼのの廃止、485系、583系の消滅、そしてこの改正では185系やDD51も定期運用から居なくなってしまうし、工臨も新しいディーゼルカーになって好きな機関車の活躍の場がまた減ってしまう...
そして昨年からのコロナ禍、10年目して再度の大きな揺れ、人生は本当に何があるか分かりません。
昔は戦前/戦後という時代区切りを良く耳にしましたが、最近は震災前/震災後になり、これからはコロナ前/コロナ後という時代区切りになるのでしょうか...
写真はDD51が大活躍した震災直後の石油輸送列車(返空)です。
諸々に合掌。

磐越西線 喜多方~山都
9293レ、DD511188+DD51832DH
2011年4月6日撮影