写真の左側の本「数学的な宇宙」、今年の3月に都内の大きな書店を数軒回りましたが、何処も在庫が無く入手出来なかった本でした。
図書館に有ったので借りて読みましたが、とても1週間や2週間で読み切れる本では無く、インターネットで古書を調べたら新品同様のものが有ったので、早速購入したのが今年の4月頃だったか...古書なのに新品の倍くらいの価格でしたが、どうしても読みたかったのでポチってしまいました。
そして読み始めましたが、1回読んでも理解出来るものではなく、もう3回目です。(笑)
右側の本「不自然な宇宙」は拙ブログで以前にご紹介していましたが、左側の本の著者(M.テグマーク)のマルチバースに関する考え方を分かりやすく纏めた本ですね。
この宇宙は一つ(ユニバース)では無く沢山存在(マルチバース)し、その数は1の後に続く0の数が10の100乗個以上という、とてつもなく大きな数となる。
そしてその中にはこの宇宙と全く同じ宇宙があり、全く同じ自分が居て、こうして全く同じ記事を書いている宇宙がある...荒唐無稽のような話ですが、宇宙の数がとてつもなく大きいので、数学的に考えて必ず存在するそうです。
マルチバースの存在は、量子力学やインフレーション理論などから予測出来るとのことです。
SFにあるアナザーワールド、あの時こうしていれば...という宇宙が実際に存在するばかりで無く、全ての可能性のある宇宙が実際に存在することが予測される...
この二冊の本を読むと、あなたも人生観が変わるかも知れません。
太陽系だけでもとてつもない広さに感じますが、太陽系が属する天の川銀河の大きさが宇宙の中では小さい方だと思うと頭がついて行きません。
マルチバース?、、、聞いたことなかったです。(笑)
高校の頃に、この地球を箱庭のように眺めている奴がいるという話をする同級生の話を100%否定できないと思うと、恐ろしくて、それ以降宇宙のことは考えないようにしてます(笑)
宇宙に比べれば人間は小さなもの、宇宙の年齢に比べれば人生はあっという間...
でも、人間の想像力は宇宙よりも広そうですよ。マルチバースの存在を考えられるほどですから。(笑)
誰だったか忘れましたが、コップの中(だったか?)に宇宙を作った男の小説が有りました。ご友人も読まれたかも知れませんね。
地球を箱庭のように見ているのは宇宙ステーションに居る人類でしょうか、それともUFOに乗った宇宙人でしょうか、はたまた全知全能の神様でしょうか...