夏休みの宿題も,年々減ってきているようで,今の小中学生がうらやましい限りです。
とはいうものの,やはり「自由研究」は今でも多くの学校で夏休みの宿題になっていると思います。
ところが,この自由研究は,「何をやろうか」で結構悩んでしまいがちです。
そこで,自由研究のテーマがまだ決まっていない方に対し,少しでもヒントになるようなことを記載したいと思います。
第1 小学校低学年
1 あまり難しいことは考えず,子供が「**って何?」と聞いてくる内容それ自体を題材にしてしまえばよいでしょう。
例えば,「太陽はどこから昇るの?」と聞かれたら,「右から」と簡単に答えないで,「じゃあ,太陽がどう動くか調べてみよう」といって,太陽の動きや天体の動きなどをテーマにすればよいでしょう。
2 それでも思いつかない場合は,市販の本にある自由研究の題材をそのまんまパクってしまってもよいでしょう。
ただし,ここで重要なのは,「結果をパクる」のではなく「テーマをパクる」ことです。分かりきった内容であっても,紙の上の理解と,それを自分自身で経験することでは全く意味が違います。むしろ,経験するということが大事なのです。
例えば,植物の観察などは,割と定番ですが,やはり自分で種をまき,水をやって育てることにより,植物に対する見方が変わってくると思います。
第2 小学校高学年
1 観察ものもよいが,できれば実験ものがよいでしょう。
高学年になると,興味の範囲も変わってきます。自分でいろんなことに興味を持つことが大事ですから,様々な実験を自分でやってみるということが,好奇心を満たす意味でも重要でしょう。
例えば,でんぷんが一番多い芋は何芋か,複数の種類の芋を同じ重さにして,それをすってでんぷんを抽出してみるとかいうこととか,お湯を沸かしたときの水蒸気の力がどのくらいあるのか,水車を回して調べてみるなど,体を使った実験がよいでしょう。
2 長期間観察ものは,やり方に気を付けましょう。
例えば,天気の変化を調べるとかいう場合,1日でも忘れてしまうと,あとで収集つかなくなります。
観察ものは,もちろん毎日がベストですが,週何日とかいうことでもよいでしょう。
3 オタクのススメ
変な意味ではありません。あるマニアックなテーマを追求してもよいと思うということです。
例えば,近所の公園にある石の種類を調べてみるとか,自作電池で豆電球がいくつ付くかなどというもの等はどうでしょうか。
第3 中学生
1 ネタは自分で考えましょう。
まず,テーマだけでも決めておきましょう。観察もの,実験もの,研究ものなど大きく分けて考えてから,徐々に絞っていきます。
2 社会科(歴史)をテーマにした研究もありでしょう。
中学生になると,一応地理歴史を学びます。そこで,社会科をテーマにした自由研究もありになるでしょう。
例えば,大化改新は教科書で学びますが,その裏事情はなんだったのか(天智天皇は本当に蘇我氏を滅ぼした英雄だったのか)とか,日本の気候と農産物の関係を調べるとか,お金の一生(どこで作られてどう流通して,どこで終了するか)などを調べるのはいかがでしょうか。
3 どうせやるなら「へえ~」といわれるものを目指しましょう。
本にあることをヒントにしてもよいですが,それでは「へえ~」にはなりません。それをアレンジして,自分なりの仮説を立てて望んでみるといいかもしれません。
全体的にいえることは,「まず大きく考えよう」ということです。夏休みは長いですから,普段できないようなこと,普段から気になったようなことをテーマにしてみるのがベストです。
なお,私は別に自由研究博士ではありませんが,何かありましたら多少は相談に応じられますので,コメント欄にでも記載してください。ただし,あまり期待しないでくださいね。
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とはいうものの,やはり「自由研究」は今でも多くの学校で夏休みの宿題になっていると思います。
ところが,この自由研究は,「何をやろうか」で結構悩んでしまいがちです。
そこで,自由研究のテーマがまだ決まっていない方に対し,少しでもヒントになるようなことを記載したいと思います。
第1 小学校低学年
1 あまり難しいことは考えず,子供が「**って何?」と聞いてくる内容それ自体を題材にしてしまえばよいでしょう。
例えば,「太陽はどこから昇るの?」と聞かれたら,「右から」と簡単に答えないで,「じゃあ,太陽がどう動くか調べてみよう」といって,太陽の動きや天体の動きなどをテーマにすればよいでしょう。
2 それでも思いつかない場合は,市販の本にある自由研究の題材をそのまんまパクってしまってもよいでしょう。
ただし,ここで重要なのは,「結果をパクる」のではなく「テーマをパクる」ことです。分かりきった内容であっても,紙の上の理解と,それを自分自身で経験することでは全く意味が違います。むしろ,経験するということが大事なのです。
例えば,植物の観察などは,割と定番ですが,やはり自分で種をまき,水をやって育てることにより,植物に対する見方が変わってくると思います。
第2 小学校高学年
1 観察ものもよいが,できれば実験ものがよいでしょう。
高学年になると,興味の範囲も変わってきます。自分でいろんなことに興味を持つことが大事ですから,様々な実験を自分でやってみるということが,好奇心を満たす意味でも重要でしょう。
例えば,でんぷんが一番多い芋は何芋か,複数の種類の芋を同じ重さにして,それをすってでんぷんを抽出してみるとかいうこととか,お湯を沸かしたときの水蒸気の力がどのくらいあるのか,水車を回して調べてみるなど,体を使った実験がよいでしょう。
2 長期間観察ものは,やり方に気を付けましょう。
例えば,天気の変化を調べるとかいう場合,1日でも忘れてしまうと,あとで収集つかなくなります。
観察ものは,もちろん毎日がベストですが,週何日とかいうことでもよいでしょう。
3 オタクのススメ
変な意味ではありません。あるマニアックなテーマを追求してもよいと思うということです。
例えば,近所の公園にある石の種類を調べてみるとか,自作電池で豆電球がいくつ付くかなどというもの等はどうでしょうか。
第3 中学生
1 ネタは自分で考えましょう。
まず,テーマだけでも決めておきましょう。観察もの,実験もの,研究ものなど大きく分けて考えてから,徐々に絞っていきます。
2 社会科(歴史)をテーマにした研究もありでしょう。
中学生になると,一応地理歴史を学びます。そこで,社会科をテーマにした自由研究もありになるでしょう。
例えば,大化改新は教科書で学びますが,その裏事情はなんだったのか(天智天皇は本当に蘇我氏を滅ぼした英雄だったのか)とか,日本の気候と農産物の関係を調べるとか,お金の一生(どこで作られてどう流通して,どこで終了するか)などを調べるのはいかがでしょうか。
3 どうせやるなら「へえ~」といわれるものを目指しましょう。
本にあることをヒントにしてもよいですが,それでは「へえ~」にはなりません。それをアレンジして,自分なりの仮説を立てて望んでみるといいかもしれません。
全体的にいえることは,「まず大きく考えよう」ということです。夏休みは長いですから,普段できないようなこと,普段から気になったようなことをテーマにしてみるのがベストです。
なお,私は別に自由研究博士ではありませんが,何かありましたら多少は相談に応じられますので,コメント欄にでも記載してください。ただし,あまり期待しないでくださいね。
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