民主党代表選は,菅氏の圧勝で終わりました。
しかし,一方で,マーケットはこれを踏まえて円高が加速し,1ドル82円台に突入しました。
菅氏、大差で代表に再選 週内にも内閣改造 (共同通信) - goo ニュース
菅氏の勝ちは「一般人」の感性のみ?いやいや,実は・・
代表選,結果的には予想どおり菅氏の勝ちとなりました。しかし,票については,国会議員票はほぼ互角で,また地方議員票もわずかに菅氏リード程度でした。今回の勝敗は,「サポーター票」という,いわゆる一般人票だったのです。
とはいえ,「なるほど,やはり,世論通り,世間から小沢一郎は嫌われていたのか。」と単純に分析することはできません。
確かに,そういう面もあったことは否めませんし,基本的には,今回の菅氏の勝因は,やはり「小沢氏の政治と金の問題が不明確なままなのは納得いかん」という世間一般の声であったといえるでしょう。
しかし,サポーター票ってよくよく考えると,「プチ組織票」なのです。そうなんです,サポーター票の多くは,実は,「支援団体票」,もっというと「組合票」が結構な数を占めているのです。
ってことは,実は,今回の代表選で判明したこと,それは「民主党の支持基盤たる団体は,実は小沢氏ではなく,菅氏を支援している。」っていうことなのです。もっというと,小沢氏が自民党から切り崩した組織団体については,実はまだサポーター登録をするに至っておらず,単に「自民党から離した」だけに過ぎない組織であったと言えるわけなのです。
とすると,今回の選挙結果から見えること,それは「菅氏の長期政権体制は一応構築された」ことと,「小沢氏が切り崩した組織は,再度鞍替えする可能性がある流動的な組織である可能性が高い」ということです。
ストレートに言えば,「ここで小沢氏が謀反を起こせば,いとも簡単に民主党は崩壊する」っていうことなのです。
したがって,今回の選挙結果をみると,菅氏は決して「安泰な代表に君臨できる」ということにはならないのです。
もちろん,逆にいえば,今の民主党の基盤はすべて菅氏支持という団体で構成されているため,極論として,菅氏に逆らう議員がいれば,かつての小泉政権のような「公認外し」をすることで,民主党を事実上追い出すこともできるのです。ただ,それをやったら,前述のとおり,「見えない組織票」で負けてしまいます。
そういう意味では,今の民主党は「みすくみ状態」といえるでしょう。
さてさて,一応菅内閣が維持されることになりました。しかし,マーケットはそれを読んでいて,ますます円高にシフトしてしまいました。マーケットは,まだまだ菅政権に対して疑心暗鬼状態にあると言えるでしょう。
果たして,この円高問題も含め,菅内閣は本当にマニフェストどおり実現させるのでしょうか。一方,小沢氏はどのような要職に就くのでしょうか。噂のあった財務大臣に本当になるのでしょうか。これからの人事も目が離せませんし,民主党政権の今後も気になります。
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菅氏の勝ちは「一般人」の感性のみ?いやいや,実は・・
代表選,結果的には予想どおり菅氏の勝ちとなりました。しかし,票については,国会議員票はほぼ互角で,また地方議員票もわずかに菅氏リード程度でした。今回の勝敗は,「サポーター票」という,いわゆる一般人票だったのです。
とはいえ,「なるほど,やはり,世論通り,世間から小沢一郎は嫌われていたのか。」と単純に分析することはできません。
確かに,そういう面もあったことは否めませんし,基本的には,今回の菅氏の勝因は,やはり「小沢氏の政治と金の問題が不明確なままなのは納得いかん」という世間一般の声であったといえるでしょう。
しかし,サポーター票ってよくよく考えると,「プチ組織票」なのです。そうなんです,サポーター票の多くは,実は,「支援団体票」,もっというと「組合票」が結構な数を占めているのです。
ってことは,実は,今回の代表選で判明したこと,それは「民主党の支持基盤たる団体は,実は小沢氏ではなく,菅氏を支援している。」っていうことなのです。もっというと,小沢氏が自民党から切り崩した組織団体については,実はまだサポーター登録をするに至っておらず,単に「自民党から離した」だけに過ぎない組織であったと言えるわけなのです。
とすると,今回の選挙結果から見えること,それは「菅氏の長期政権体制は一応構築された」ことと,「小沢氏が切り崩した組織は,再度鞍替えする可能性がある流動的な組織である可能性が高い」ということです。
ストレートに言えば,「ここで小沢氏が謀反を起こせば,いとも簡単に民主党は崩壊する」っていうことなのです。
したがって,今回の選挙結果をみると,菅氏は決して「安泰な代表に君臨できる」ということにはならないのです。
もちろん,逆にいえば,今の民主党の基盤はすべて菅氏支持という団体で構成されているため,極論として,菅氏に逆らう議員がいれば,かつての小泉政権のような「公認外し」をすることで,民主党を事実上追い出すこともできるのです。ただ,それをやったら,前述のとおり,「見えない組織票」で負けてしまいます。
そういう意味では,今の民主党は「みすくみ状態」といえるでしょう。
さてさて,一応菅内閣が維持されることになりました。しかし,マーケットはそれを読んでいて,ますます円高にシフトしてしまいました。マーケットは,まだまだ菅政権に対して疑心暗鬼状態にあると言えるでしょう。
果たして,この円高問題も含め,菅内閣は本当にマニフェストどおり実現させるのでしょうか。一方,小沢氏はどのような要職に就くのでしょうか。噂のあった財務大臣に本当になるのでしょうか。これからの人事も目が離せませんし,民主党政権の今後も気になります。
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