大学入試センター主催のセンター試験が終わりました。受験生の皆様,お疲れ様でした。あとは,志望校が母校になるよう,体調に気を付けながら,ラストスパートをかけてください。
一方で,今年から英語のリスニングテストを導入し,ICレコーダを用いましたが,一部で不具合が発生するなどして,結果再テストを実施する受験生も結構いるようです。
機械に絶対はない!
大学入試センターは,試験前から「何度もテストしているが,故障することはない。絶対に大丈夫。」と万全の対生であるかのごとく振る舞っていましたが,いざ本番になると,案の定あちこちで不具合が発生しました。
しかも,一応対応マニュアルは用意していたものの,各試験場で対応がまちまちだったようで,中には本当に聞こえなかったのに再試験が受けられなかった人や,逆に試験に影響ない部分が聞こえなかったが,追試が認められた人など,まちまちだったようです。
まず,リスニングテストですが,これ自体は,「英語を理解する」という観点からすれば,非常に有用な試験だと思います。従って,リスニングテスト自体は,入試の一つとして取り入れることはむしろ歓迎です。
しかし,個別ICレコーダの場合,どんなにがんばっても,絶対故障しているものが混入します。また,操作ミスなどにより音が出なかったりすることがあります。さらに,うがった見方をすると,ちゃんと聞こえたのに「聞こえない」と称して再試や再度聞き直すという輩が出ないとも限りません。
前者であれば,物理的に壊れているため,本当に聞こえなかったのかどうかは客観的に試験官が判定できますが,後者の場合,本当に聞こえていなかったのか,それとも受験生が嘘をついているのかは,試験官は客観的に判定することが困難です。とすると,再試をやるにしてもやらないにしても,不公平が生じてしまいます。
このようなことは,試験前に容易に想定できたにもかかわらず,大学入試センター側では,「大丈夫」の一言で,さしたる対応マニュアルも用意することなく漫然と試験を開始してしまいました。これは,明らかに「危機管理能力の欠如」といわざるを得ないでしょう。
大学入試は,わずか1点でも大きく合否を分けますし,場合によっては合否が受験生の一生を左右する場合だってあります。
それだけ重要な試験なのですから,大学入試センター側としても,今後どのような方法のリスニングテストがベストなのか,トラブル時の客観的明確性が担保できるか,再テストの判断基準をどうするのかなどについて,しっかりと検討し直す必要があるでしょう。
そして,場合によっては,それこそ有識者に対するヒアリングを行い,改善していくべきでしょう。
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http://imprezza-inada-1973.seesaa.net/article/12130064.html
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大学入試センターは,試験前から「何度もテストしているが,故障することはない。絶対に大丈夫。」と万全の対生であるかのごとく振る舞っていましたが,いざ本番になると,案の定あちこちで不具合が発生しました。
しかも,一応対応マニュアルは用意していたものの,各試験場で対応がまちまちだったようで,中には本当に聞こえなかったのに再試験が受けられなかった人や,逆に試験に影響ない部分が聞こえなかったが,追試が認められた人など,まちまちだったようです。
まず,リスニングテストですが,これ自体は,「英語を理解する」という観点からすれば,非常に有用な試験だと思います。従って,リスニングテスト自体は,入試の一つとして取り入れることはむしろ歓迎です。
しかし,個別ICレコーダの場合,どんなにがんばっても,絶対故障しているものが混入します。また,操作ミスなどにより音が出なかったりすることがあります。さらに,うがった見方をすると,ちゃんと聞こえたのに「聞こえない」と称して再試や再度聞き直すという輩が出ないとも限りません。
前者であれば,物理的に壊れているため,本当に聞こえなかったのかどうかは客観的に試験官が判定できますが,後者の場合,本当に聞こえていなかったのか,それとも受験生が嘘をついているのかは,試験官は客観的に判定することが困難です。とすると,再試をやるにしてもやらないにしても,不公平が生じてしまいます。
このようなことは,試験前に容易に想定できたにもかかわらず,大学入試センター側では,「大丈夫」の一言で,さしたる対応マニュアルも用意することなく漫然と試験を開始してしまいました。これは,明らかに「危機管理能力の欠如」といわざるを得ないでしょう。
大学入試は,わずか1点でも大きく合否を分けますし,場合によっては合否が受験生の一生を左右する場合だってあります。
それだけ重要な試験なのですから,大学入試センター側としても,今後どのような方法のリスニングテストがベストなのか,トラブル時の客観的明確性が担保できるか,再テストの判断基準をどうするのかなどについて,しっかりと検討し直す必要があるでしょう。
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