あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります!

オバケのQ太郎も出演不可に?

2007年03月06日 01時36分04秒 | テレビ・メディア
霊感商法等の被害の一因として,テレビ番組における心霊特集などがあるとして,全国霊感商法対策弁護士連絡会がNHKや民放連に対し,心霊現象等の番組内容の見直しを検討するよう要望書を提出したようです。

超能力や心霊現象のテレビ番組、行き過ぎ是正を要望(朝日新聞) - goo ニュース

そんな要望書出したら,地獄に堕ちるわよ!

そんな声がどこからか聞こえてきそうですが,私は結構心霊現象に関する番組は大好きでよく見ていました。ただ,最近では,そもそも「あなたの知らない世界」的な本当に「恐いもの」はあまり報じられず,どちらかといえば「あなたの前世は**」とか「守護霊は**」みたいなものが多いのかなあ,っていう気がします。すなわち,最近の番組の傾向は「純粋に怖がらせる」ものよりも,「心の奥にあるもの」に焦点を当てているような気がします。それゆえ,その類の番組を利用して,人の心の奥に入り込み一儲け企もうという霊感商法が横行し始めたのかもしれません。
心霊現象自体は,信じる人,信じない人いろいろいますので,今ここでは特に議論の対象にはしませんが,少なくともテレビで報じる場合には,心霊現象が科学的に解明されていない以上,「真偽不明である」という前提をもってのぞむべきと言えるでしょう。例えば,「これはバラエティだよ」とはっきりと認識させるか(いわゆる「探検隊もの」のように),または「この霊能者は本気でやっていますが,科学的根拠はありません」ということをはっきり伝えるか(ダイエットもののCMのように)など,「絶対真実」と思わせない手法だけは講じておく必要があるでしょう。
そうした上で,これを信じるか否かは視聴者の判断に委ねる,とすればよいのです。

あとは,当然のことながら,「振り込め詐欺防止キャンペーン」のごとく,「霊感商法対策キャンペーン」などももっと積極的に報道する必要があるでしょう。
ただし,これも,通常の宗教活動との切り分けが結構難しいです。ただ,「この壺を買わないと不幸になる」などといって物を買わせる時点で,宗教としては失格なのでは,と個人的には思います(これは完全に私見です。)。本当に人を救う神や霊であれば,「お金」は度外視となるはずですから。

さらに,もしも霊能者は本当に霊と交信できるのであれば,霊にお願いして「あの悪徳霊感商法をどうにかしてくれ」と頼めばよいのではないでしょうか。あとは,「ゴースト」のごとく,霊が懲らしめてくれるはずです。霊にとっても悪徳商法は良い迷惑のはずですから。

よろしければ1クリックお願いしますm(__)m人気blogランキングへ
ランキングジャパン

TB先一覧
http://blog.goo.ne.jp/sunafukin-0101/e/24b86504b3fec3c75c4d2482816ab8c0
http://spirit-society.com/article/35574403.html
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

選挙裏マニュアルその6(正しい対立候補者のつぶし方その3「候補者乱立大作戦」)

2007年03月04日 20時41分11秒 | 裏選挙マニュアル・選挙経営学
だんだん,ダークな世界になってきました。もう少し,ダークな世界を垣間見てみましょう。
今回は,候補者つぶしの究極「候補者乱立大作戦」について説明したいと思います。
現職引退の際,たくさんの新人候補者が出ることがあります。のみならず,現職継続の際にも,多くの新人が立候補する場合があります。
しかし,実はこの中に「特殊工作員」が紛れている場合があるのです。つまり,自分が勝つために,「負ける候補者」を仕込んでおくのです。この辺について,具体的に説明していきます。

1 相手陣営が強いときこそ,「ダミー対立候補」
  対立候補者が全くおれる気配がなく,しかも強力なライバルとなっている場合,真っ向勝負では負けてしまうような場合があります。そのような場合には,「ダミー対立候補」を擁立します。
  なぜダミー候補者を擁立するのでしょうか。それは,「票を分散させる」ためです。例えば,一騎打ちの場合,仮に4:6で負けそうな場合,もう1人立てることで4:3:3になり,勝つことができる,という理屈です。
  したがって,ダミー候補者は「相手方候補者と公約を似たものにさせる」ということが求められます。もっといえば,自分とは「完全に敵」を演じさせるのです。

2 ダミー候補者を誰にするか
  もちろん,適当な人物を擁立しても,場合によっては逆効果です。それなりの人物が求められます。
  要件として絶対重要なのは,「口が堅い」ことです。つまり,相当信用できる人間が望ましいですが,そんな人間は実際皆無ですから,「実弾を握らせる」ことで口封じをします。つまり,「しゃべったら買収の共犯で一緒に刑務所に行くぞ」となれば,おいそれと話すことはなくなります。
  では,他にどういう要件が求められるでしょうか。それは,「基礎票を持っている」こと,「最近当選していない」こと,「資金繰りに苦しい」ことです。
  基礎票は,後援会や類似組織を持っていることが望ましいですが,組織がなかったとしても,「それなりに顔が売れている」という場合でも大丈夫です。さらには,「元組織人間」などもベストです。
  最近当選していない人の場合,そもそも「ダミーであること」自体を告げずに擁立するのです。むしろ,その方がメリットは大きいです。そもそも,口封じの必要さえなくなるからです。
  資金繰りに苦しい人は,実弾ですぐに動きます。これも意外と簡単に動きます。
  いずれにしても,それなりの候補者を準備するのです。ただし,ダミー候補者が間違っても勝ってしまってはいけないため,このあたりは適度に監視しておく必要があります。

3 完全なる敵を演じる
  ダミー候補者は,表面的には敵を演じます。すなわち,「真逆の候補者」となるのです。それにより,対立候補者の票を少しでもダミー候補者と分け合うようにするのです。
  とにかく,「ダミー候補者の使命は,相手の票を奪うこと」,ただそれだけのミッションなのです。

4 更なる究極,それは「選挙無効」
  しかし,対立候補者が相当強敵で,ダミー1人位では対応できないような場合もあります。例えば,2:8の場合,ダミー候補者が1人立ったところで,2:4:4でとても勝てません。
  そもそも2:8で勝とうという根性からおかしいのですが,それはともかく,これでは裏技を使っても勝てません。
  そこで,究極の裏技,「選挙無効」を画策します。具体的には,「候補者を乱立させて,それで得票率を下げる」のです。具体的には,20%ルールというものがあり,トップ当選者の得票率が20%を切れば,選挙やり直しとなるのです。
  これにより,対立候補者を疲弊させ,次回の再選挙に臨むのです。当然,自分が乱立させた張本人なわけですから,最初の選挙ではほとんどお金も手間もかけなくて大丈夫なのです。つまり,自分は疲弊しないのです。

以上になります。つまり,「ダミー候補者」を使うことで,相手の票をそぎ落とすのです。
次回は,「正しい公約の出し方」について説明します。

次へ進む
インデックスに戻る

よろしければ1クリックお願いしますm(__)m人気blogランキングへ
ランキングジャパン

TB先一覧
http://officematsunaga.livedoor.biz/archives/50356876.html
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

入学式前に「サクラチル?」

2007年03月03日 23時08分20秒 | 環境問題
今年は暖冬の影響のためでしょうか,街中では早くも小さな花が咲き始めたり,木の芽が出始めたりするなど,すっかり春の様相になってきました。
そんな中,東京都心の桜の開花予想がさらに早まり3月16日頃(平年は3月28日頃)となる見込みであると気象庁が発表するらしいです。

心待ち桜、都心は記録的早咲き? 気象庁7日に開花予想(朝日新聞) - goo ニュース

3月中に花見と桜祭?

そういえば,数年前にやはり暖冬の影響でやたら桜が早く咲いたことがありました。そのときも,4月上旬にはほとんどが葉桜になってしまい,桜祭を中止したり,無理やり4月にやったりするなど結構てんやわんやしていたような記憶があります。
今年は,さらに早く咲くみたいです。仮に気象庁発表どおりだとしたら,花見ベストシーズンはお彼岸開けの土日(25日頃)ということになるでしょう。そして,4月には既に葉桜になってしまい,もはや花見はできないということになります。
すると,小さな問題としては,新入社員の最初の仕事である「花見の場所取り」これができなくなってしまい,逆に去年の新入社員が,3月に「もう一度」花見の場所取りを行うという悲惨な状況が出てくるかもしれません。
また,「さくら祭」の時期も大変です。多くは役所や観光協会が主催しているため,一度日にちを決めたら,日程変更は難しいです。しかも,4月に行うことを想定しているため,予算は来年度に設定しています。それを3月に行うとなると,今年度の予算で実行しなければなりませんが,残念ながら年度末で予算はなく,しかも議会決議が取れない以上,3月中に「急遽開催」ということはかなり難しいでしょう。
そうなると,「桜祭中止」とするか,それかもしたら「予算ついているから葉桜であっても桜祭を行う」という役所的発想で祭を強行するのかもしれません。

ただ,はっきりいって,これらはどうでも話です。
こんなに桜が早く咲くというのは,明らかに「異常気象」です。本来は,能天気に「いやあ,暖冬ですなあ」なんて悠長なことを言っている場合ではありません。
南極の氷が減り始め,キリマンジャロ等の雪も相当減ってきています。一方で,ツバル共和国は水没の危機に瀕しているなど,明らかに地球規模でおかしなことが起こってきています。
もちろん,この影響は日本にもきており,魚の生態系が狂い始めているなど,食生活にも支障をきたしかねない状態にあるようです。

今回の「超早い花見」を通じ,私たちは地球環境についてもっと本気で「何ができるか」を考えるべきなのかもしれません。そういう意味では,単なる「桜祭」ではなく「地球環境を考える桜祭」を開催しても良いかもしれませんね。
とりあえず,花見は「地球に優しく」やりましょう。例えば,ごみを持ち帰るとか,桜の枝を折らずに見るだけにするなど,「ごく当たり前のこと」をみんなで守るだけでも大きな成果になるでしょうね。

よろしければ1クリックお願いしますm(__)m人気blogランキングへ
ランキングジャパン

TB先一覧
http://blog.goo.ne.jp/sunafukin-0101/e/ce5873957c72f98f0c589f2a67988847
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気がつけば予算案通過

2007年03月02日 23時23分46秒 | 政治・選挙
まったく知らぬ間に,来年度予算案が衆院予算委員会を通過してしまいました。野党は大反対しているものの,深夜には衆院本会議で成立する見込みです。

与党が予算案を委員会可決 与野党の攻防は激化(共同通信) - goo ニュース

今年の予算の目玉は何?

今年の予算委員会,何もかもが中途半端に終わってしまったような気がします。いうなれば,「スキャンダル山ほど国会」にふさわしく,ネタがありすぎて逆に野党が突っ込みきれなかった点が,すんなり通過の大きな要因であったと思われます。
ただ,スキャンダル以前に,来年度の予算の概要は一体何か,また来年度の予算案の問題点は何か,赤字国債はどうなのかなどなどの情報がほとんど報じられないままに委員会通過してしまったような気がします。
これは,肝心なことを伝えないマスコミの責任でもあるかもしれませんが,何よりも「自己主張をはっきりいわない野党」が国民にアピールしないのも大きな問題であったといえるのではないでしょうか

ところで,与党はなぜ予算案成立を急いでいるのでしょうか。
理由は簡単で「統一地方選挙対策」のためです
すなわち,憲法上,2日に衆院を通過すれば,4月1日前後に予算案は成立します。つまり,統一地方選挙直前には「予算確定」として,選挙応援に臨めるというメリットがあるのです。
特に,今年は参院選があることから,実働部隊たる地方議員を一人でも多く確保するためにも,地方選挙にもいつも以上に力を入れざるを得ません。そのためにも,早く予算を通過させる必要があったのです。

とにかく,野党がやるべきこと,それは「つまらない小細工」ではなく,「予算案のここが問題であるが,国民の皆様はどう思いますか」という問題提起をはっきりとすることではないでしょうか。そして,その是非の審判を参院選で投じればよいわけです。野党は自分の政策に自身があれば,堂々とそれを行うべきです。それこそが,「本来的選挙活動」になるといえるでしょう。
今のところ,民主党は小細工に徹するみたいですが,もっと真っ向勝負する野党を見てみたいものです。

よろしければ1クリックお願いしますm(__)m人気blogランキングへ
ランキングジャパン
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする