こんにちは~!チーム株式会社の緒川修(おがわおさむ)です!
休日、ゲームをやっていて思い出した事があるので、書いていきます。
今回、書いていくのは大学時代、後輩に貸してもらった「サモンナイト エクステーゼ」という、サモンナイトシリーズのRPGゲームのお話です。
そのゲームには「迷いの森」という、ダンジョンが存在します。
「迷いの森」は文字どおり、中に入ると、迷って出られなくなるという特徴を持っています。
もちろん、その「迷いの森」を通る必要がある主人公達はなんとかして森を進み、出口にいるボスを倒して脱出します。
そして、ゲームでよくある展開としては、ボスを倒したと同時に「迷いの森」の人を迷わせるギミックが解除されて普通に通れるようになったりしますが、そうはなりませんでした。
これについては、ボス撃破時に、主要人物から
「あのボスは森の出口を塞いでいただけで、出る気のない人にとってはここはずっと迷いの森なんだよ」
という言葉を聞かされます。
ここまで聞くと、「迷いの森」に入った人はもう救われない冷たい世界なのか?という感想も抱きますが、そうでもなく、自分でゲーム内のキャラクターから情報収集していると
「迷いの森を出る方法は2つ、絶対抜けてやるという覚悟を持って進めば出口に行ける、もしくは、進む事を完全に諦めれば入口には戻れる、それが中々出来ないのが人間というものだけどな。」
という事も知ることも出来るため、「迷いの森」はどうにもならない人生の落とし穴な訳ではなく自分の意思を試される場所であるというメッセージを感じます。
(先述の主要キャラも「出来る気がない人は~」と、それを意図する部分もある発言をしてます)
さらにゲームを進めると、「迷いの森」を抜けた人や戻った人の両方と会話する事ができ、どちらも納得してよい道を進もうとしてる印象を受けました。
この「迷いの森」関連のイベントは現実の人生でも考えさせられる事が多く、物事は「やる」「やらない」の決断をするまでが人間辛いんですよね。
だからこそ、多少辛くても「決断」する事が大事なんじゃないかなって私は思います。
最後に、オマケとして、「迷いの森」を抜けた人、戻った人のほかに、あえて「迷いの森」に留まった男性と女性のキャラがいますが、なんだかんだでこの2人、「迷いの森」の中で結婚してしまいます。
見た感じ「迷いの森」関連で一番幸せになったキャラですが、それが抜けるでも、戻るでもなく「そこにいる」という決断をしたのは、なんだか「幸せの青い鳥」を彷彿させて、ちょっと面白かったです。
今日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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