やっち@十月祭とビール好きの部屋

町田の老舗麦酒屋さんを畳んだ店主のその後奮闘記です(笑)

日本に於けるサービス業

2014-03-08 18:55:45 | 日記
知人のつぶやきにあったどなたかのblog引用。(以下)


タバコの匂いにクレーム 気を遣っていたが・・・

 「配達員に付いたタバコのにおいにまで気を遣わなければならない」。
大手事業者から宅配業務を受注している近畿地方の事業者はそう嘆く。 
軽トラックの運転席と助手席をビニールで隔離し、タバコは助手席で吸うようにし始めたのが数年前。
近年では、配達先の家庭から大手事業者に「配達員がタバコくさい」と連絡が入ったことで、就業中に配達員はタバコを吸えなくなったという。 
事業者は、「タバコ一つでここまで言われる時代」と話し、疑問を呈している。
(引用終了)

私は非喫煙者。
吸う習慣はない。これがなければいられないと言うものは何一つない。
意外だろうが、酒だって何日飲まなくても平気。
そう言うものに縛られるのは、理性で抑えられないのはみっともないと思っている。
煙草の臭いが、吸ってもいない私に付くのは嫌に決まっているが、仕事も水商売だし、夜の生活をしていると、どこに行っても誰かが吸っている。

仕方ないものだと思っている。

国が販売し、それを禁止していない以上、それを非難は出来ないのに、最近バッシングが常軌を逸している。
喫煙者のマナーが問題なんだろうね。

上記の事例の場合、配達の車のなかで吸ったのだろう。

そこで、疑問。
配達業者、運送業従事者はサービス業か?
サービス業だとして、配達中の車中はサービス中なのか?
届いたものがタバコ臭くて使い物にならないものがあるのか?

私も毎日何かが届く立場にあるから、そりゃ不満もある。
業者によって良い悪いもある。
しかし、値段で選んでしまっている。
安さばかりを要求される業者も大変だと思う。
ストレスの多い就労環境で、つい吸ってしまうのだろうよ。

私が知人のつぶやきに
“運送業従事者はサービス業ではなく、荷物を運べばいい。日本の物流は優秀です。”と書いたら、
“だったら、美容院は切ればいい、飲食店は食べられたらいいの?”と返事が来た。

そう言う一面はあると思うんだ。
髪なんか伸びたら切ればいい人、お腹すいたらお腹満たせばいい人、酔えたら何でもいい人、安ければ安いほどいい人、いると思う。
そして、それを満たす場所もある。
私たちは自分が満足できるものを選べばいい。

日本はサービス精神に溢れた国だ。
私はいつも感動している。

例えば、スーパーのビニールの下に、濡れたフキンがある。レジの方が、少し復路の口を開けてくれる。

こんな風にセロテープをちょっと折ってくれる。

アメリカでは、マクドナルド店員もあんなに笑ってないし、ガム食べながらだったりする。

ドイツでは、まだ飲んでいる飲み物があるのに
“私、もう帰るから注文するなら今して!”って言われたしね。(あちらは個人のチップ制だから)

イギリスの配達事情なんか最悪で、物がいつ届くのか分からないんだよ。不在にしちゃうともっと面倒だしね。

イタリアでは、電車は軽く遅れる。遅れるくせにベルもなくドアが閉まる。

先進国と言われる国のどこも、日本みたいなサービスはない。

自己主張をはっきりするのと、文句ばかり言うのとは全然違う。

自分は気を付けても、人には強制してはいけない。
常識はあなたの中の常識であって、世界レベルで見たら小さい固定観念でしかない。

自分を抑える、へりくだる、申し訳ない、済まない、世界唯一無二、謙譲の美徳が私はこの国の良さだと思っている。

消費税が4月から上がる。
刑期は良くなる気配は全くない。
心にゆとりがなくなるのはよく分かるが、人には優しく、おおらかな気持ちで接して欲しい。

コメント
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