やっち@十月祭とビール好きの部屋

町田の老舗麦酒屋さんを畳んだ店主のその後奮闘記です(笑)

ドラマの中のクラフトビール

2018-10-25 09:59:04 | 日記
ドラマによくある“都合よく暇なバー”

原価が非常に高くて扱いが困難。
5タップであれこのペースでは…
都心のクラフトビール屋でこんなじゃやってけません。

しかも一周年なのにすごい老舗感。

1話から
レアードビール(ベアードビール)
しかとら(うしとら)
伊勢丸屋(伊勢角屋)
志賀草原(志賀高原)
京都ビア(京都醸造?)
とありました。

今回は…

一周年パーティーでの振る舞い酒はナインテールドキャッツ(本当は那須高原のナインテールドフォックス)
何年ものか?ってのがマニアではテンション上がるビールです。

いつも一杯目は「1番で!」と頼むヒロイン。(ここも嫌)
今回は“ロロビア”のセゾン。(本当はロコビア)
そしてまたもや頼んだばかりなのに平気で帰るやつ(コイツよくやる)

テレビドラマの設定に、飲食物は脇役であらねば無理がある。(喫茶店のコーヒー、バーの水割り等)
クラフトビールは合わない

渋い顔して残されたビールを飲むマスター(よく分かる)( ´△`)

美味しいものを皆に知ってもらうのは喜ばしいことだけど、もう少し丁寧に広めていかないと、バカ騒ぎに呆れてマニアさえ離れていってしまう。

私が経験するバブルとも言える三度目のクラフトビールブームは最悪な終焉を迎える予感がする。

(ドラマ“獣になれない私”より抜粋)
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可愛い人

2018-10-24 20:16:46 | 日記
「予約した方がいいんですよね」

お二人で来ていた方が、勇気を出してお一人での予約が入りました。

電話があったと言うことはブログを見たのでしょう。
日にちと時間を聞いて、その方のために温かい何かを用意しましょう。

可愛い人です。( *´艸`)

文末の三年前の投稿
うんうん、本当にそう思います。
きっとこんな日が来ると思ってました。
先見の目がありました。

お店なんて段々衰えていくのが普通。
お客さんも飽きて新しいとこ行くのが普通。
店主も力が抜けていくのが普通。

バランスいいんじゃない!

開店から私はずっと同じだけど
周りのからの評価だけが変わっていった

今は無理しない私に合わせてくれる人ばかり
とても理想的な毎日です。

んー、暇だからHäagen-Dazsの期間限定食べてマース!( ´-`)

《三年前の投稿》

“商売言うんは、先を視る眼とその道を貫く覚悟がのうてはあかん…”
(ドラマ”あさが来た”より抜粋)

朝ドラ観ない私ですが、今回珍しく観ております(;^_^A

毎日、毎月、毎年…
相変わらず厳しいけどな、この幕末の変動に比べたら、日本の現状なんて楽なもんや…
覚悟してるわ
命張ってるわ
店と私は一つや…
頑張ろな
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伸び盛り!

2018-10-23 19:51:32 | 日記
昨夜は、実の娘のような若い女の子のご来店。
いつもは飲まないだろうクラフトビール、セゾンの説明をしたら「美味しい!」と気に入ってくれて、ハーフ(500)で2杯飲んでくれました。
更にお代わりはメルツェン、これも気に入ってくれたみたい。

まだまっサラなキャンバスに一つ一つ感動しながら描きこんでいくんだね。
可愛くて楽しくて夜の更けるのも忘れて喋ってました。
こんな若い子と話す機会があるのもこの仕事の楽しいところですね!

家が近かったので一緒に帰って近所で呑み直しましたよ。

さて、今夜は満月が雲から出たり隠れたりのロマンチックな夜空です。
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お帰りなさい

2018-10-22 21:28:49 | 日記
誕生日にいただいた百合の花束、だいぶ経ったのに活け直したらまだ可愛い( *´艸`)
お花って素敵ですね。

書くのは遅くなったのだけど、実は先週とても嬉しいことがありました。

“嬉しい”って言葉ではとても語り尽くせないのだけど、語彙力もその拙さを補う文章力もないので、そこは自分の中で噛み締めます。

”鶴の恩返し”ご存じ?
小さい頃に一度は聞いたことがあるでしょう?
矢を受けて傷ついた鶴を助けた若者の所に、色白の美しい女性がやってきて
「私を女房にしてください」
って言うんですね。
独り者だった若者は、美味しい食事と気遣いに喜びます。
しかし若者の家は貧しくて、ある日女房は機織りをするから準備してくれと頼みます。
できた機織物は光輝く素晴らしい出来で、たいそう高く売れました。
その後も女房は機を織り続け次第に痩せこけていきます。
そして生活は豊かになったものの若者には疑問があったのです。
女房は機が仕上がるまでふすまを開けないでくれと言うことです。
そしてついに開けてしまうと、そこには自分の羽根を抜いて機に織り込む鶴がいました。
本当の姿を見られた鶴は帰っていきます。

こんな話でした。

鶴は自分が痩せて弱っていけども、若者のためになれることが嬉しくて機を織り続けます。
いい具合に覗かれて命拾いしたかもしれませんね。

この鶴の気持ちよく分かるんです。

誰かのために力になれる、自分がいることに意味があると言うのは何とも心をくすぐられると言うか、生きる喜びをもらえるものです。

しかしそこには代償があるんですね。

鶴の場合翔ぶための羽根を失う。

私の場合お客さんが、特別に可愛がっていた人がそばからいなくなる。
ってことでした。

前置きが長くて何のことか分からないでしょうね…

要は、十月祭で出会って、お互い通っていたカップルが、結婚して、子供ができて、ビール飲めなくて、来れなくなって。
友達ではないからこちらからは連絡することもなく
たくさんの人と音信不通になります。

時にお客さんから彼らの動向を聞いたりしても、元気にやっていて嬉しいような“他所で飲んでるんだ”と言う虚しいような…

そしてもう会えないかと諦めていた二年後の夜。

赤ちゃん連れて会いに来てくれました。

そしてたくさん飲んで、また来ると言う証の“回数券”買ってくれました。

9年と少し、たくさんのカップルを送り出して、初めて帰ってきた一組目です。

無償の愛でいい、見返りは要らないなんて思ってはいても、時に“私何やってんだろう?”って思うんです。

私の店がなければ、私がいなければ、深く介入しなければ有り得なかったその関係。
だけどあんなことしなきゃよかったって思ってしまうんです。

偽善者です。

結局私に何が残った?いやあれでよかったんだ!って自問自答するんです。
壊れそうになるんです。

そんなモヤモヤしたものが少し晴れたのかその夜でした。

ありがとう!
赤ちゃんの成長また見せに来てね!
また飲もうね!
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町田LIべろ(LIBERO)募集!

2018-10-22 10:32:05 | 日記
来る11月4日(日)12~17時頃まで

町田の仲良しバーが年に二度集まっているフットサル大会があります。

私は他店舗さんと違い女店主だし、年齢も皆さんよりはいっちゃってるから、そんなに仲良しって言えるのか分からないけど、私はサッカーが好き(サッカー選手が好き)なので、仲間に入れてもらってます。

気を遣わせてごめんなちゃい(^_^;)

でも毎度ビール飲みながら楽しくやってます。
何位とか気にしてないのだけど、奇跡的に準優勝した経験もあるんですよ。

普通に参加者募集しています。

あーんど!番外編
人数や営業時間の関係で参加できない店舗のオーナーさん、スタッフさん、常連さん!
個人参加の部を設けました!

その名も“町田LIべろ(LIBERO)”
イタリア語で自由なと言う意味とベロベロをかけた造語で、町田界隈で呑み歩いている自由な奴等の総称です。(私が勝手に決めました)

あちこち呑んでるけど、どこに参加しても気まずい、なんか角がたつ人いませんか?
チームで参加するには負担が大きい店舗ありませんか?
オーナーが出ないけど出たい店舗のスタッフいませんか?

参加不参加まとめづらいので、参加費2000円を幹事店舗に納めての登録とさせていただきます。

十月祭 042-810-2610

初の試みなので、チーム人数集まらない場合の采配は、各店舗に振り分けます。

時間もあまりないのでお早めに!
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