思いで陽だまり

自分に甘く、他人にはもっと甘く、1960年生まれがゆるっと精神的気休めに書いてます。

もうひとつの「さよならの向こう側」

2021-05-13 20:18:52 | 日記
少し前に山口百恵さんの名曲「さよならの向こう側」が
男性の声でラジオから流れてきて「ああこの感じいいなぁ」と。
それからしばらくして三浦祐太朗さんが歌っていたと知りました。
(百恵さんの御長男ですね。)

彼が百恵さんにこの曲を歌っていいかと確認したところ
「自分の歌っていた曲を息子に歌ってもらえるのは幸せな事」と言われたそうです。
ああ、百恵さん本当に。しみじみ、ほのぼのきます。
随所に百恵さんが歌ってると思ってしまうようなシンクロがあってこれは真似してできるものではなく遺伝子がそうさせてるのだと感じました。
丁寧に心をこめて歌う祐太朗さんは芸能人ニ世として見られ、過大評価じゃなく、過小評価されてると陽だまり子は思います。


同世代を生きた陽だまり子、山口百恵さんは羨望の人でした。
彼女の努力もすごかったと思うけど、
妬みや足の引っ張りも凄かったんじゃないかな。
賞の取り合いで審査員に自殺者まで出る頃でした。
本人以外の色々な思惑が絡んでいる事は容易に想像がつきます。

才能があり華やかな世界で輝き続ける事を選んで当然なのに
突然の引退、本当に潔くて素晴らしいと思いました。

おそらく彼女の夢は幸せな家庭を作ることで
地位でも名誉でもお金でもなかったんだな、と。
そして紆余曲折はあったかもしれないけど
息子さんが自分の歌を歌ってくれる
これ本当に嬉しかった事でしょう。

私も嬉しい。10代を百恵さんの曲とともに過ごした一人として。
祐太朗さんは実力のある人と感じます。
詩や曲に恵まれてその才能が存分に発揮される日が来る事を願っています。


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三浦 祐太朗「プレイバックpart 2(スタジオLIVE ver.)」 - YouTubeで検索を